[ウェブサービスレビュー]ドメインの後は数字だけ、口伝てしやすい短縮URLサービス「num.to」

インフォリオ
内容:「num.to」は、長いURLを省略して相手に伝えやすくする、いわゆる短縮URLサービスだ。ドメインの後ろのURLが数字だけで構成されるため、電話口などでも相手に伝えやすいことが特徴だ。

 「num.to」は、長いURLを省略して相手に伝えやすくする、いわゆる短縮URLサービスだ。ドメインの後ろのURLが数字だけで構成されるため、電話口などでも相手に伝えやすいことが特徴だ。

「num.to」トップページ。国産サービスで使い方がわかりやすいのは好印象だ
「num.to」トップページ。国産サービスで使い方がわかりやすいのは好印象だ

 使い方は一般的な短縮URLサービスと同じで、短縮したいURLを入力して「短縮する」ボタンをクリックするだけ。すぐさま「num.to/0000-0000-0000」といった数字12桁からなる短縮URLが発行される。ドメインの後ろが数字だけで構成されているため、本サービスを利用することだけ相手に伝えておけば、あとは数字12桁を伝えるだけで済む。電話口など口頭での伝達も容易なほか、受け取った側もテンキーだけで入力できる利点がある。

  • 短縮したいURLを入力して「短縮する」ボタンをクリック

  • 「num.to/0000-0000-0000」といった数字12桁からなる短縮URLが発行される。数字だけなので相手に口頭でも伝えやすいのが特徴。ハイフン位置などは自由に変更して構わない

 12桁をただ羅列するのでは分かりにくい場合は4桁ごとにハイフンを入れたり、3桁ごとにカンマを入れるといった具合に、途中でハイフン、カンマで区切っても構わない。短縮URL発行と同時にQRコードも用意されるので、画像をダウンロードして使うこともできる。

 短縮URLをクリックすると移動先のURLを記したクッションページが表示される。クッションページでは移動先のスクリーンショットのほか、安全性診断の結果も表示されるので、URLをクリックしてよいか判断がつきやすい。安全性診断にはGoogleのセーフブラウジングのデータが使われるので信頼性は高い。このほかブックマークレットが用意されており、ブラウザに登録して素早く使えるのも重宝する。

 クッションページがあることを除けば、パスワード制限や有効期限の設定など、競合サービスの多くにある機能は備わっておらず、かなりシンプルなサービスだ。また競合サービスの多くはドメインの後ろが数文字程度のところ、本サービスは12桁もあるため、URLの字数を減らすにはあまり役に立たない場合もある。あくまでも口頭での伝えやすさを念頭に置いたサービスと考えたほうがよいだろう。

  • QRコードも発行される。ただし長期的に保存されるわけではないとのことで、直接リンクはせずにダウンロードしての利用が前提

  • 短縮URLにアクセスするとクッションページが表示される。移動先のURLとスクリーンショットが表示されるほか、安全性診断の結果も表示される

  • 安全性診断にはGoogleセーフサーチのデータが使用されるので一定の信頼性がある

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