2015年にセキュリティバグを報告した研究者らにGoogleが支払った金額は200万ドルを超えるが、その中にChromebookを対象とした攻撃は1つもなかったという状況において、今回新たに設けられた最高額は、この分野のさらなる活動を促すことを目的としている。
またGoogleは、「Safe Browsing」技術を対象とする攻撃も含めるように同社の報奨金プログラムを拡大した。Safe Browsingは、ウェブ上の既知の悪質なURLと、不要である可能性が高いアプリケーションから、Chromeユーザーを保護する技術である。
新しい報奨金プログラム「Download Protection Bypass」では、同機能の回避方法に関する報告に対し、最大1000ドルを提供する。同機能は、ユーザーが悪質なファイルをダウンロードしそうになった場合に警告を発し、そのファイルを保持するか破棄するかを選択できるようにするものである。
ユーザーがファイルを実行する可能性が高い「Downloads」フォルダなどの場所に、バイナリをこっそり配置できた人に、Googleは報奨金を支払う可能性が高い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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