35歳でカナダのカルガリーを拠点とするCordray氏は、自身のアプリが誤解されていると述べる。同氏は、Peepleについて、ユーザーを知る人々がその人の良さを保証するための手段と形容しており、それはLinkedInの推薦のようなものだ。Cordray氏のような人材リクルーターは、この種の情報を常に必要とする。人材リクルーター目線で考えたとき、同アプリは非常に意味がある。
「現時点では皆、荒らしに翻弄されている」と同氏は述べる。「ソーシャルメディアは完璧ではない」(Cordray氏)
Cordray氏は、同アプリのプライバシー保護をより強固にすることで批判に応えている。これには、Facebookのプロフィールと電話番号によってユーザーの身元を確認できるようにすることが含まれる。また、Peepleは現在、嫌がらせのブロックや報告も可能となっている。一方、ユーザーをアプリやピザのように評価することになりかねない、星印を使った評価はなくなっている。
また、ユーザーはレビューを隠すこともできる。
Cordray氏は、同アプリのダウンロード回数や利用しているユーザー数を明かすことは拒否しており、データ分析担当者が確実な情報を収集するには48時間を要すると述べている(本記事は、Peepleアプリ公開直後に執筆されている)。しかし、同氏は、Peepleがアプリストアの検索アルゴリズムでトレンドになっており、少なくとも人々の興味を引いていることを示していると述べた。
Cordray氏は取材終了間際、筆者をレビューすることを申し出てくれた。「われわれのコンセプトに同意したかどうかに関わらず、適切な質問をしてくれたことに感謝する」と同氏は記してくれた。このレビューなら共有しても構わないのは、認めざる得ないところだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境