また、筆者がほしかったパネルがまだいくつかない。各社がプラグインを作成していないからだ。
バッテリ持続時間は、動画の再生時間を測定する米CNETのテストで、平均約20時間という驚くべき成績だった。Galaxy S7の平均16時間も十分に驚異的だったが、それを上回る。実際の試用でも、思い切り使うことができた。長時間使用する日も1回の充電で持つはずだが、筆者なら念のため毎日フル充電しておくだろう。特に、ストリーミングやナビゲーションを頻繁に使うユーザーは、その方がいい。
ずっしりと重いデバイスだが、落としてしまうことはなく、落としそうだと感じることもなかった。それでも、この高価なデバイスを保護するために、ガラス画面の保護シールとケースはやはり買うだろうが、それはどのスマートフォンでも同じことだ。筆者は手が小さいほうで、「iPhone 6s Plus」やGoogleのNexus 6P、サムスンの「Galaxy Note 5」といった平均以上に大型の端末に比べれば、Galaxy S7 edgeの5.5インチ画面はいくぶん扱いやすい。
米CNETのNic Healey記者とは意見が分かれた。Healey記者は大画面のほうが好きで、本体を持って動画を見ようとしているだけなのに、間違って画面に触ってしまうことが何度もあるという。丸みのある仕上げも、特に動画を見るときに邪魔になるとしている。
Galaxy S7 edgeの画質は、厳密に言うとGalaxy S7ほどシャープではない。同じピクセル数のままディスプレイを大型にしたためだが、違いに気づくことはないだろう。やはり抜群の画質だ。
Galaxy S7 edgeは、Galaxy S7と長所が共通している(12メガピクセルのクリアなカメラ、滑らかな動作を実現するプロセッサなど)だけあって、欠点も同じだ。自撮り写真がなんとなく作り物のように見えてしまい、指先の脂がつきやすく、いつも拭かなければならなくなる。また、バッテリを取り外すことができない。これは予想されていたことだが、望まれる機能として常に上位にあるものだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する