ストレージの増量:サムスンがmicroSDカードスロットを復活させたので、筆者は容量の少ない本体のストレージではなく、microSDカードにオフライン視聴用の映画や、撮影した大量の写真と動画を保存することができた。「Google Play」からダウンロードしたアプリを転送することもできる。microSDカードが利用可能になったので、大容量のストレージを手に入れるために、より高価なGalaxy S7モデルを購入する必要がなくなった。その点で言えば、64GバイトのSDカードを追加するのにかかるコストはわずか20ドル程度である。これは、Apple製品のストレージアップグレードにかかるコストの約5分の1だ。
防水性が復活:筆者は普段、通常のスマートフォンが雨に濡れても腐食することを心配しないので、ロンドンとベルリンで何度も大雨に遭遇したことは何の証明にもならなかった。防水性を試すためにGalaxy S7をトイレに落とすことはしていないし、今後やるつもりもない。絶対に嫌だ。何はともあれ、「防水性」の利点をもっと享受できるのは、ふざけて誰かにプールに放り込まれたときや、温水浴槽で満足げな写真を撮影するときだろう。あるいは、下の画像のような状況でも威力を発揮するはずだ。
「Samsung Pay」は今も素晴らしい:これは新機能ではないが、そんなことはどうでもいい。筆者はロンドンとベルリンで何度もSamsung Payを使った。それこそが重要なことだ。Samsung Payは、カードを利用できるあらゆる小売店で、スマートフォンをクレジットカードとして使用できるという点で、「Apple Pay」や「Google Pay」より優れている(従来のスワイプ式カードリーダーをサポートするので、NFCリーダーは不要)。Samsung Payのおかげで、極めて簡単にコーヒーや電車の切符を買うことができた。財布を探したり、現地通貨を使い切ったときに銀行から引き出したりする必要もなかった。
ワイヤレス充電機能を維持:サムスンの2015年のスマートフォン群と同様、Galaxy S7もワイヤレスで充電可能だ(すべての主要規格をサポートする)。有線の急速充電機能も引き継いでおり、その充電器が同梱されている。
「旧式」の充電器が使用可能:LGの「G5」など一部のスマートフォンは新しいUSB Type-C端子を既に採用済みだが、Galaxy S7はMicro-USB充電端子を搭載している。つまり、多くのユーザーが既に所有しているであろう充電器を使うことができる。ただし、新規格のさまざまな機能は利用できない。しかし、だからと言って、このことがGalaxy S7を購入しない理由には決してならない。Type-Cはこれから徐々に普及していくはずだ。
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