円形ディスプレイを搭載したウェアラブル端末は、Gear S2とGear S2 classicの2種類がラインアップする。全国のドコモショップおよびauショップ、家電量販店等にて、12月18日より販売を開始する。量販店での税込価格は、Gear S2が4万2980円前後、Gear S2 classicが4万9460円前後だ。
Gear S2は、カジュアルシーンからスポーツシーンまでカバーするスタイリッシュなデザインを特徴とする。重量は約47gで、カラーはシルバーとダークグレーがラインアップする。一方のGear S2 classicは本革ベルトで、ビジネスシーンに溶け込むシックなデザインで、重さは約42g。
2013年10月に発売された「Galaxy Gear」から4代目となる今回は、デザインとユーザーエクスペリエンスを一新。従来の四角いディスプレイから約1.2インチの円形ディスプレイへと大きく変わっている。ベゼルを回すことで操作ができるサークルUXを採用し、アプリリストの確認などを、画面を触らずに操作が可能になった。
1GHz デュアルコアCPU(Exynos 3250)、512Mバイト(RAM)/4Gバイト(ROM)を搭載する。OSはTizen。
スマートフォンGalaxyシリーズで搭載されている省電力モードを、今回初めてウェアラブル端末にも採用。通常モードの利用で2~3日、省電力モードの利用で最大4日間の電池持ちを実現したという。ワイヤレス充電に対応し、同梱されている専用のワイヤレス充電ドックに置くだけで簡単に充電が可能になった。
さらに、従来のGearシリーズは、Galaxyスマートフォンのみの対応となっていたが、今回初めてAndroid 4.4以上の他社製Androidスマートフォンとの接続が可能になった。専用アプリケーション「Gear Manager」をダウンロードし、Bluetoothで接続する。NFCにも対応するが、現時点で具体的なソリューションはないという。「今後新たなつながり方ができると思う。こうご期待」(サムスン電子ジャパン プロダクトグループ 糸櫻幹推氏)。
先行販売を開始した中国では、1日の予約台数が8時間で18万台が完売。同様に韓国でも1時間で1000台が完売したという。「日本ではもっといってほしい」(サムスン電子ジャパン 代表取締役 最高執行責任者 堤浩幸氏)と期待を込めた。
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