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クアルコム、ARの「Vuforia」事業をPTCに売却へ--6500万ドル

Natalie Gagliordi (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 水書健司 高橋朋子 (ガリレオ)2015年10月13日 12時31分
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 IoT(モノのインターネット)ソフトウェアメーカーのPTCは、Qualcommの子会社Qualcomm Connected Experiencesから、「Vuforia」事業を6500万ドルで買収することで合意したと発表した。

 Vuforiaは5年前に開発された拡張現実(AR)向けモバイルビジョンプラットフォームだ。この技術は、実世界とコンピュータが生成する素材を融合させるもので、主に小売業向けアプリケーションで利用されている。

 PTCは、自社のIoTおよび分析プラットフォームに、このVuforiaを組み合わせることを計画している。その最終的な目標は、ARとIoTの両方を活用したワークプレイステクノロジの統合プラットフォームの構築にあるようだ。

 そうしたプラットフォームはたとえば、「製品を設計したり、製品の監視と制御を行ったり、適切な使用とサービスの方法をオペレーターや技術者に指示したりするための新たな方法」を構築できるようにするものだとPTCは述べている。

 Qualcommによると、Vuforiaは17万5000人を超える開発者が登録しており、2万本以上のアプリで利用されているという。それでも、消費者へのARの浸透は大規模には進んでおらず、本格的な仮想現実(VR)への期待の方が大きいかもしれない。しかし、今後MicrosoftのARヘッドセット「HoloLens」がリリースされ、そうした状況は変わる可能性がある。

 この買収はVuforiaの開発者エコシステムも含めたものであり、2015年中に完了する見込みだとPTCは述べている。

提供:Qualcomm
提供:Qualcomm

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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