裏返すと、滑らかで反射する背面、16メガピクセルカメラマウント、フラッシュ、心拍数モニタを確認できる。カメラモジュールは若干突き出ているが、それも本体の他の部分が非常に薄く、平らだからだ。
S6 edge+のメタルフレームには、至る所にボタンやポートが配置されている。右側面には電源/ロックキー、下側面にはmicro-USB充電ジャックとヘッドセットジャック、左側面には音量ボタン、上側面にはSIMカードトレイが設けられている。取り外し可能な背面カバー(やバッテリ)はなく、microSDストレージカード用のスペースもない。
このシリーズのカラーは、ブラック、ホワイト、シルバー、ゴールドという中間色だ。ただし、地域によっては一部のカラーが販売されない可能性もある。
湾曲した側面は見ていて楽しいが、エッジスクリーンはうわべだけのものではない。過去の2つのモデル(2014年のGALAXY Note Edgeと2015年のS6 edge)で、サムスンは細長い垂直ディスプレイでできることを実験する機会を得た。これは強引な機能だが、今回は以前より意味のあるものに仕上がっている。
まず、繰り返しになるが、エッジディスプレイは呼び出さなければ表示されないので、普段はほとんど目にしないだろう。エッジディスプレイを呼び出したいときは(初代S6 edgeではホーム画面からしか呼び出せなかったが、S6 edge+ではどの画面からでも起動できる)、自分で選んだ方の側面の下部に上品に表示される細いオンスクリーンタブを押さえてスワイプすると、完全なメニューが表示される。
デフォルトでは、スワイプで切り替え可能な2種類の画面が用意されている。1つは、よく使う5件の連絡先のショートカットハブだ。その連絡先からの不在着信やテキストメッセージが表示され、名前をタップすると、電話やテキストメッセージ、電子メールで連絡を取ることができる。もう一度スワイプすると、別のショートカットメニューが表示される。こちらはお気に入りのアプリのカスタマイズ可能なショートカットだ。
設定メニューからニュースフィードを有効にすることもできるため、前面上部の通常の通知トレイだけでなく、サイドバーでもさまざまなアラートやニュースの見出しを確認できる。これの良いところは、エッジスクリーンのウィンドウの方が長いので、通知シェードを利用するときのようにアラートを開かなくても、より多くの文字を見ることができる点だ。
柔軟性も考慮されている。このエッジディスプレイはスクリーンの左側と右側のどちらにでも表示することができ、メニューを開くタブもエッジスクリーン上の好きな位置に配置できるようになった。筆者は、短めの親指でも届きやすいようにスクリーンの下の方に配置している。
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