Nokia Technologiesは米国時間4月26日、スマートフォン開発を再開する予定はないと述べ、同社がスマートフォン事業に復帰するとした最近の報道を否定した。同社がこの事業から撤退した経緯はよく知られており、まだ記憶に新しい。
「Nokiaが中国の研究開発施設で開発した民生携帯端末を製造する意図を伝えたとする報道が最近あったことを把握している」と同社は声明で述べ、「これらの報道は誤っており、記事に引用されているコメントが、Nokia Networksのある幹部によるものだというのは誤りである」とした。
Nokiaはあるプロジェクトに秘密裏に取り組んでおり、早ければ2016年にも携帯電話市場に再参入すると報じられていた。その記事では、Nokiaは端末を発表し、そのデザインと名称を別の企業にライセンス供与して、その企業が製造と販売を行うとされていた。
同社は、かつては世界を独占する携帯端末メーカーだったが、タッチ画面搭載スマートフォンの台頭に迅速に適応できず、まもなくサムスンやAppleに後れを取ることとなった。Nokiaは事業の立て直しを図ったが、ユーザーはますます他社へと離れていった。
Microsoftによる72億ドルでの買収が1年前に正式に完了したことに伴って、Nokiaは携帯端末事業から撤退している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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