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マーケティング自動化(中編)--情報システム部門への不満と期待 - (page 3)

尾花 淳(2BC) 吉澤亨史 山田竜司 (編集部)2015年05月29日 07時00分
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マーケティング部のコンサルティングを

尾花氏 それこそ、マルケトのイベントにどのくらい情報システム部門の人が来ているか、ということなのかも知れないです。

福田氏 情報システム部門はエンドユーザーのうちの2割くらいですかね。4割がマーケティング、4割が経営層か営業部門、営業企画などです。

尾花氏 2割来ているのであれば、という話です。ただその2割が誰と来たのかという問題はありますが、そういう人たちが「このツールすごい、使いたい」と思ってくれたらいいですよね。

福田氏 徐々に業務担当付きのITというのか、たとえば外資系のある企業だと部門付きの人事がいる。営業部門付きの人事や、バックオフィス部門付きの人事。この人たちは常にビジネス部門のミーティングにも参加して、部門の課題を聞きながら、もっとこういう人を採用しなきゃとか、退職を減らさないとなど、人事はジェネラルでなくその人達の特性を見据えてサポートしています。情報システム部門もたぶんそういう存在に近づいていくのではないか。そういう傾向は見えてきてます。

 マーケティングソフトウェアと言っても、数百社は優にあって、この瞬間にもどんどん出てきています。そうするとたぶん現場が追いついていけないと思うのです。そこを情報システム部門としてサポートしていく。それが一番の押え所というか、これから普及していくために一番情報システム部門に求められるところではないかと思います。


(左端)日本オラクル クラウドアプリケーション事業統括 事業開発部 シニアマネージャー 東裕紀央氏

 業務を理解しており、今のITのトレンドや、どういったツールがあるかを知っている。コンサルが入るときもそうだと思います。顧客が業務をよく知っている、コンサル側はフレームワークや手法を知っている。ヒアリングしていく中で両方が歩み寄っていくわけですが、そういう関係ができていくことが理想です。

尾花氏 そうするとマーケティング部門、マーケターよりも、システム面ではマーケティング部門付け情報システム部門が詳しくなければいけないということですね。

福田氏 もうひとつの解決策は、知識がなくても使いやすいツールです。マルケトは今それを目指しているのですが、皆さんも同じなのではないでしょうか。

尾花氏 日本では、情報システム部門の人たちがきちっとマーケティングを理解してリードするようなことは、まだまだ少ないのかなと私は思っているのですが、感じていることはありますか。

岡本氏 情報システム部門とマーケティングは、部門としては分かれているところがまだまだほとんどだと思っています。MAにしてもマーケティング部門が使うのはSaaSであり、そもそも情報システム部門がからんでくるところはセキュリティと外部システムとの連携の2点くらいしかないと思っているんです。

 そこだけマーケティング部門としてはしっかりやってくれれば業務を回せるので、そこ以外はあまり出てこられてもマーケティング部門としては正直面倒くさいと思うところは多いのかなという気はします。

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