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「アイマス ミリオンライブ!」2度目の単独ライブイベント--ゲームもCDも新展開へ - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2015年04月06日 18時34分
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 多方面に展開しているアイドルマスターで、キャスト陣によるライブは恒例のイベント。ミリオンライブ!としての単独フルライブは2014年6月に中野サンプラザで開催されたのに続いて2度目。ミリオンスターズは、これまでのシリーズで登場した765プロのアイドルと新規に追加されたアイドルで構成されているが、このライブでは新規追加アイドルのキャスト陣によるもの。会場では約6000人のファンである“プロデューサーさん”が両日とも埋め尽くし、さらに全国各地でのライブビューイングも行われた。

  • 会場にはゲーム内での開催キャンペーンで応募したプロデューサー名が記載された応援パネルの展示も

 2日間通して出演したのは春日未来役の山崎はるかさん、 最上静香役の田所あずささん、伊吹翼役のMachicoさん、箱崎星梨花役の麻倉ももさん、北沢志保役の雨宮天さん、七尾百合子役の伊藤美来さん、望月杏奈役の夏川椎菜さん、所恵美役の藤井ゆきよさん、横山奈緒役の渡部優衣さん。さらに4日には矢吹可奈役の木戸衣吹さん、天空橋朋花役の小岩井ことりさん、高山紗代子役の駒形友梨さん、篠宮可憐役の近藤唯さん、舞浜歩役の戸田めぐみさん、百瀬莉緒役の山口立花子さんが、5日にはジュリア役の愛美さん、高坂海美役の上田麗奈さん、佐竹美奈子役の大関英里さん、豊川風花役の末柄里恵さん、馬場このみ役の高橋未奈美さん、松田亜利沙役の村川梨衣さんがそれぞれ加わり、各日15名、総勢21名がステージに登場。両日共に30曲ずつ、約4時間前後のライブを繰り広げた。

  • 両日ともに15人が登場し「Thank You!」を皮切りにライブがスタート

 制服風の新衣装をまとって出演者そろってのテーマソング「Thank You!」を皮切りに、LTPやLTHに収録されている個々の持ち歌となるソロ曲や複数人でのユニット曲の数々を披露。LTPやLTHでそれぞれソロ曲が1曲ずつあることから、2日間出演するキャストは2日間で両方のソロ曲を披露。最新のLTHユニット曲は2日間かけて10曲全て用意されていたこともあり、ほかのユニット曲でも2日間登場するキャストと1日限りのキャストで組み合わせられたものも多く、2日間のセットリストも大きく異なっていた。展開開始から2年ながらも、すでに20枚以上のCDがリリースされている背景もあって、アイドルマスターシリーズのテーマソング「THE IDOLM@STER」以外は全てミリオンライブ!の楽曲で進行。多彩な楽曲で観客を魅了した。

 今回のステージはメインステージのほかに、会場後方にミニステージを設置。特徴的だったのは4台のトロッコが用意されたこと。キャスト陣がこのトロッコに乗り込み、ステージサイドを通り会場後方まで歌唱しながら移動するシーンが多く見受けられた。スタンド席前列であれば“超”がつくほどの至近距離となっていたほか、山崎さんが“全席当たり席”と表現するほど、客席のどの位置からでも距離が近いと感じさせる工夫がなされていた。

  • ステージサイドをトロッコに乗って移動しながら、パフォーマンスを披露

  • トロッコを連結させて会場中央で歌唱する場面も

  • 会場最後方に設けられたミニステージ

 キャスト陣のなかには前回のファーストライブをはじめとして、各種イベントやライブの参加などを経験したキャスト陣も多かった一方で、1日限りに出演するキャストにはこういった大規模ライブが初めてという方も多かったが、遜色ない形でソロ曲やユニット曲で魅力的なパフォーマンスを見せ、新たな風を吹き込んでいた。

  • アイドルマスターのイベント自体初登場の小岩井さんによる「Maria Trap」。スクリーンによる演出もあいまって強いインパクトを残した

  • 末柄さんによる「オレンジの空の下」。盛り上がった熱気をやさしく包み込む癒やし空間ができあがっていた

  • 大関さんの「SUPER SIZE LOVE!!」。ファーストライブでは緊張感が強かったとしていたが、今回は終始楽しそうに歌を披露していた

 ミリオンライブ!は、ミリオンスターズが765プロライブ劇場を発展させるべく劇場で公演を行うという設定が背景がある。アイドルたちが一丸となって劇場を盛り上げていくという仲間との絆が、ゲームやミニドラマを通して描かれている。もちろん、ステージに立つキャストだけではなく、観客であるプロデューサーさんも含めた盛り上がりや一体感もあってこそのものではあるが、5日の公演に見舞われたハプニングによって感じさえる一幕があった。

  • 5日の「Sentimental Venus」をトロッコで移動しながら歌唱しているときに、伴奏で止まってしまうハプニングも

 ライブ中盤で夏川さん、渡部さん、末柄さんによって披露されたユニット曲「Sentimental Venus」の終盤で、突然伴奏が止まってしまうアクシデントが発生。そのとき、プロデューサーさんたちが一斉に続きをうたい、それに支えられるかのように3人も歌い続けたというシーンがあった。のちに渡部さんがこの光景をライブタイトルにもなっている“エンジョイハーモニー”だったと振り返り、ライブ終盤のあいさつでは最後のワンフレーズが歌えなかったということで、夏川さんの先導でそのワンフレーズをみんなでうたうなど、ライブはステージと観客一体となって作られるもの、ミリオンライブ!の世界観の一端を感じられる出来事となっていた。

 あいさつでは両日ともに涙あり笑いありというなかでも、ライブビューイングのプロデューサーさんを含めて声援を送ってくれたことの感謝の言葉とともに、担当するアイドルとともにあったことを口にする方も多かった。申し訳ないという気持ちがあったことや背中を押してもらったこと、これからも一緒に成長していくなど、キャラクターであるアイドルを背負ってステージに立つことの心意気や決意を語る姿が印象的だった。ラストはもうひとつのテーマソング「Welcome!!」を披露しつつ、アンコールに応える形でトロッコに全員が乗り込み、文字通りの“ありがとう”の気持ちを伝えるように「Thank You!」を歌い上げた。

  • 4日にソロパートのトリを務めた田所さんの「Catch my dream」のときに、途中からキャスト陣がそろって登場するシーンも

  • 5日のソロパートのトリはセンターポジションを務める山崎さんの「未来飛行」。4日と同じようにキャスト陣が登場

  • もうひとつのテーマソング「Welcome!!」を終盤で披露

 展開開始から2年ながらも規模の大きいライブイベントを開催するまでに至ったミリオンライブ!。初期段階こそコンテンツとして伸び悩んだ時期もあったが、キャスト陣の頑張りという外の展開とストーリーを持たせた中の展開がうまくまわってきている印象がある。ことライブでは感極まるシーンを除けば、ファーストライブ以上に見ているこっちまで笑顔になってしまうぐらいに、終始楽しそうにパフォーマンスを行っている姿ばかりで、それ以外の印象がないぐらいの内容となっていた。

 個人的に印象的なシーンは数え切れないが、あえてひとつ挙げるとするならば、実は筆者がよく聴いていた曲で、LTP 09のユニット曲「Helloコンチェルト」が2日間とも披露されたことだろうか。これまでイベントなどで歌われたことはなく、特に4日公演ではCDでこの曲を歌うキャストが出演していなかったため、かなり驚いた記憶がある。もちろん、ユニット曲をCD以外のキャストが歌うこと自体はあるため、歌われる可能性はもちろんあったのだが、初期シリーズのユニット曲かつ定番として歌われるもの以外に入り込んでくるとは予想していなかった。

 4日では田所さん、伊藤さん、小岩井さんが会場を巡るようにトロッコに乗って披露するなかで、曲中にたくさんちりばめられているコール、みんなで作る世界で一番のステージというテーマ、曲中のかけ声である「here comes MILLIONSTARS」と“ミリオンスターズがやってきた”という意味あいの言葉が、今回の大規模会場とトロッコ移動にすごく合っているのを感じた次第だ。そして5日には小岩井さんに変わって、CDの歌い手のひとりである大関さんが加わって披露。ほんの少しだけCDメンバーで歌ってほしいという気持ちがありつつも、大舞台で披露されたことにうれしさを感じた次第だ。

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