楽天は3月12日、ライドシェアサービスを提供する米Lyftに出資することで合意したと発表した。5億3000万ドルのシリーズEラウンドで、3億ドル(約364億円)を出資する。増資後の楽天の出資比率は11.9%。Lyftは今回調達した資金を、サービス拡大の継続や米国内外での事業の拡大に充てる。
今回の出資について、楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は「Lyftこそが経済の将来型。人と人とのつながりをエンパワーする(力を与える)ことで、シェアリングエコノミーはサービス業界を根本的に変え、社会に恩恵をもたらす。個人や社会の潜在能力を引き出すLyftのようなビジネスが、将来へのカギを握っている」とコメントしている。
一方、Lyftの共同創設者であり社長のジョン・ジマー氏は「今回の出資を受けることにより、人々とコミュニティをよりよい交通手段でつなぐ、Lyftのビジョンの実現にさらに近づくことができた」と述べている。
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