「Photoshop」登場から25年--主要写真編集ソフトの創生期を振り返る - 5/11

1989年当時のRussell Brown氏

　1989年にAdobeのアートディレクターだったRussell Brown氏は、現在シニアクリエイティブディレクターを務めている。また、エミー賞を受賞したインストラクターでもある。

　Thomas Knoll氏は25周年のブログ記事で、初期のPhotoshopについてこう書いている。「Photoshop 1は、主に出版市場とグラフィックアーティスト市場をターゲットにしていた。しかし、インクジェットプリンタの登場で、写真の真のワークフローを始められるようになった。写真家はフィルムをスキャンして取り込み、Photoshopで加工して、その画像をインクジェットプリンタで出力できるようになったからだ。それが本当に爆発的に広がったのはデジタルカメラが出現したときであり、大量の画像を直接Photoshopに取り込むのも非常に簡単という時代が突然訪れた」

提供： Doug Menuez/Stanford University Libraries/Contour by Getty