アップル元幹部に禁固刑と罰金--サプライヤーからリベート受領で

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 水書健司 高橋朋子 (ガリレオ)2014年12月09日 12時31分
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 社外秘の製品情報をサプライヤーに売ったAppleの元幹部に、禁固1年と罰金450万ドルの判決が下った。AP通信が米国時間12月5日に報じたところによると、カリフォルニア州サンノゼの連邦裁判所は先週、2005〜2010年にAppleのサプライマネージャーを務めたPaul Devine被告に対し、リベートの授受に関わった罪での判決を言い渡した。2010年8月に逮捕されたDevine被告は、「iPhone」や「iPod」のアクセサリを手がけるアジアの一部サプライヤーに社外秘の情報を提供し、Appleとの交渉を有利に運ばせたとして起訴されていた。

 Devine被告は、すでに2011年3月に罪状を認めており、判決が下るまでに3年以上もかかったことになる。AP通信によると、米連邦検事局は5日に禁固刑の刑期と罰金額を公表したものの、判決までにそれほどの長期間を要した理由は明らかにしていない。

 今回の量刑は、ある面では軽いものだった。電信詐欺と資金洗浄の罪により、Devine被告は最高で禁固20年を言い渡される可能性もあったからだ。その一方で、450万ドルという罰金額は当初の予想を大きく超えている。同被告は2011年の司法取引において、すでに228万ドル超の現金および資産の放棄に同意している。

 また今回の裁判とは別に、AppleはDevine被告がアジアの複数のサプライヤーから100万ドル以上の賄賂を受け取ったとして民事訴訟も起こしているが、同被告は2010年にこの訴えの内容を否認している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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