Appleは米国時間9月25日、「iOS 8.0.2」をリリースし、「iOS 8.0.1」に存在した不具合を修正した。だが、少なくとも数名のユーザーからは、一部の問題が残っているとの報告が上がっている。Redditのあるスレッドで、オーストラリアに住んでいると見られる一部ユーザーが、携帯ネットワークにつながらない問題や「Touch ID」が反応しない問題が今も見られるとコメントしているのだ。ただし、今のところ、このような否定的なコメントはそれほど多くないようだ。実際、このスレッドにも、iOS 8.0.2は正常に動作していると書き込んだ人たちがいる。
iOS 8.0.2をインストールしても問題が残っていると報告した人たちのコメントは、次のようなものだ。
「自分の『iPhone 5s』では同じWi-Fi接続の問題がまだ残っている。Wi-Fiは認識され、電波状況も完璧なのに、インターネット接続は繋がらない」
「(『iTunes』を使わずに)iPhoneで8.0.0から8.0.2に直接アップグレードしたら、接続はできないし、Touch IDも壊れた」
「8.0.2にアップデートしたばかりだが、Wi-Fiが繋がらない問題があるみたいだ。この問題の解決法はあるのだろうか?」
「残念ながら、オーストラリアの6+ 128Gバイトモデルは、無線(OTA:Over-The-Air)アップデートしてもまだ問題が残っている。iTunesで復元しているところだけれど、これで元通りにならないなら、あのバグだらけの最悪な8.0に戻すしかない」
「8.0.2にアップデートしたら、Touch IDが完全に壊れてしまった!これでは、本体のロックを指紋で解除できない。新しい指紋を追加しようとしても、Touch IDのエラーメッセージが表示される。使っているのは、128GバイトのiPhone 6 Plusだ。(中略)結局、Apple Storeで待つのはあきらめて(中略)、『iOS 8.0』をダウンロードしてiTunes経由でiPhoneにインストールした。今はすべて正常に動いているようだ」
また、あるユーザーは、少しばかりの時間と労力を費やした結果、接続の問題をようやく解決できた。
「私のiPhone 6で8.0.2にOTAアップデートしたら、Touch IDと携帯ネットワークが動作しなくなった。(中略)Wi-Fiも動作しなくなったが、3回目の再起動で復活した。8.0.2用のipswを使って復元してみたら、携帯ネットワークも動作するようになったみたいだ」
いつものことだが、これらのトラブルが個別の問題なのか、問題が大きくなる前兆なのかを判断するのは、少なくともオーストラリアのユーザーの間では難しい。iOS 8.0.2をインストールする人が世界各地で増えるにつれて、このアップデートがどのような結果をもたらすのか、注視していかなければならない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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