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アップル、スパム対抗のメール関連特許を出願

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年02月18日 12時17分
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 Appleは、スパムメールと戦っているユーザーを支援するために、使い捨ての電子メールアドレスを使った手法を改良しようとしているようだ。

 米特許商標局が米国時間2月13日に公開した「使い捨ての電子メールアドレスの生成と、通常の電子メールアカウントへの対応付け」という名称の特許では、ユーザーが簡単に破棄できる暫定的な電子メールアドレスを生成するための、より統合化された、バックエンドで稼働するプロセスが示唆されている。

 スパムを減らすために使い捨ての電子メールアドレスを使用する人々もいる。しかし、Appleが説明しているように、そのプロセスには現在のところ、いくつかの落とし穴がある。たいていの場合、そうしたアドレスを取得するには、現在利用している電子メールのホストとは別のプロバイダーを利用する必要がある。また、使い捨ての電子メールアドレスを受け付けないサイトも存在している。

 この種のアドレスが、使い捨てアドレスだと分かってしまい、本来の目的を果たせなくなってしまう場合もしばしばある。さらに、使い捨てのアドレスに送信され、いつも使用しているアドレスに転送されてきた電子メールに返信する場合、いつも使用しているアドレスが使用されることも多いため、他者にそのアドレスの存在を悟られてしまう結果となる。

 代わりにAppleは、電子メールサーバが使い捨てのアドレスを生成し、同サーバがすべてのメッセージやその宛先をバックグラウンドで管理するという構想を抱いている。ユーザーは使い捨てのアドレスが不要になった時点で該当アドレスを単に破棄し、通常のアドレスにひも付けられた使い捨てアドレスを新たに作れるようになる。

 また、使い捨てのアドレスにはその使用を追跡できる特殊な情報が含まれるようになる。こういったアドレスにスパムが届き始めた場合、その情報を用いることで、該当アドレスをスパム業者に漏らしたのは誰かが分かるようになる。さらにAppleの考え出した手法では、メールの送信者に向けた返信が、ユーザーの使い捨てアドレスからなされたのか、通常のアドレスからなされたのかが判断できるため、処理もそれに従って行われるようになる。

 いつものことだが、特許の出願がなされたからといって、この技術が実用化されるとは限らない。とは言うものの、使い捨てのアドレスをよりスムーズに使用できるようになれば、スパムと戦うための強力な武器になるはずだ。


提供: Wreckless Eating/YouTube Scrennshot by Chris Matyszczyk/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

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