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スマートコンタクトレンズ、マイクロソフトも過去に研究を支援

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2014年01月18日 12時07分
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 糖尿病患者の血糖値測定を容易にするスマートコンタクトレンズのようなアイデアを支援するほど明確なビジョンや圧倒的な力を持つ大手技術企業は、Googleだけだろうか?

 いや、違う。Microsoftも2011年にそれとまったく同じプロジェクトに関わっていた。このプロジェクトの発起人の1人であるBabak Parviz氏は、現在は「Google Glass」も率いているが、以前はMicrosoftと協力し、ワシントン大学でコンタクトレンズのアイデアに取り組んでいた。

 当時は明らかに成熟の初期段階にあった同プロジェクトは、コンピュータについて知らない人でもコンピュータを使えるようにするナチュラルユーザーインターフェースという概念にスポットライトを当てたMicrosoftの動画の目玉だ。このコンタクトレンズには小型マイクロプロセッサが搭載されており、涙に含まれるグルコースの濃度を測定できる。情報は、データを処理して結果を表示できる装置にワイヤレス送信される。

 Parviz氏はMicrosoftの動画の中で、「これが実現可能だと人々は確信していなかった。多くの者は、これをSFの世界のものと考えた」と語っている。だが、Microsoft ResearchのDesney Tan氏はこのアイデアを信じた。「Tan氏とMicrosoft Researchは、これが価値ある大義だと早い時期から確信し、協力と支援に前向きだった。そのことには大いに感謝している」(Parviz氏)

 したがって、この技術に可能性を見出したのは、Googleの極秘研究部門「Google X」の研究者たちだけではない。だが、Microsoftにもこの点を自慢する権利があるかもしれないが、Parviz氏を迎え入れて、Google Glassだけでなくスマートコンタクトレンズを実現しようとしているのはGoogleだという事実を見過ごすことはできない。

 それに、スマートコンタクトレンズの商品化についてヘルスケア企業や米食品医薬品局(FDA)と協議していると米国時間1月16日に発表したのは、MicrosoftではなくGoogleだった。

Microsoftは2011年、糖尿病による高血糖値を検出可能にしたチップ搭載コンタクトレンズに関するBabak Parviz氏の研究を支援していた。
Microsoftは2011年、糖尿病による高血糖値を検出可能にしたチップ搭載コンタクトレンズに関するBabak Parviz氏の研究を支援していた。
提供:by Stephen Shankland/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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