非常に待ち望まれていた「Windows Phone」向けの公式「Instagram」アプリが、米国時間11月20日に登場した。
MicrosoftでWindows Phone担当シニアマネージャーを務めるCasey McGee氏によれば、InstagramはWindows Phoneのユーザーから最も多くのリリース要望が寄せられていたアプリの1つだったという。
ただし、このアプリはまだベータ版で、動画の録画もアップロードもできない。また、ジオタグやフォトマップ機能もなく、写真に写っている人たちにタグを付けることも不可能だ。さらに、Instagramによれば、ユーザーはカメラロールから写真をアップロードすることはできるが、アプリ自体を使って写真を撮ることはできないという。この機能が欠けていることはかなり大きく、Windows Phone向けアプリは他のプラットフォーム向けアプリと比べて大幅に後れを取っていると言える。ブログでの説明で、同社はできるだけ早くアプリを出したいと考え、そのために主要機能(写真のアップロードとフィルタの適用)のみに注力せざるを得なかったとしている。同社は米CNETに対し、このアプリはまだベータ版だと述べている。
Windows Phoneユーザーにとってもう1つの朗報は、ナビゲーションアプリの「Waze」がWindows Phoneのアプリストアに登場したことだ。Googleが2013年6月に買収したWazeは、道路状況に合わせてリアルタイムで情報が更新されるGPSナビゲーションを無料で提供している。このアプリでは、事故や渋滞といった道路上のトラブルをユーザーから報告してもらうことによって、アプリを利用する全ユーザーが正確で実用的なルートを見つけ出せるようにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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