インスパイアとヒトメディアは10月23日、米国のソーシャルコマースサービス「Fancy」を運営するThing Daemonが実施した総額約60億円の第三者割当増資の一部を引き受け、出資を完了したと発表した。
Fancyは、クラウドキュレーションによってカタログ化された自動車や家具からガジェットに至るまで、品質およびデザイン性に優れた世界中の魅力的な製品情報と価格を含めた購買情報を提供するサービス。
米国を中心に既に世界で1000万人のユーザーを有し、著名人がキュレーターとして毎月さまざまな商品情報を提供するサービス「Fancy Box」が人気を博している。
インスパイアは今回の出資に伴い、Fancyのさらなる価値創出のための最初のアクションとして、三越伊勢丹ホールディングスとのコラボレーションをアレンジ。伝統を重んじながらも新たなライフスタイルを提案する伊勢丹は、Fancyの日本における最適なパートナーであり、Fancyが有する世界中のユーザーに、日本からの価値を再提案するとしている。
また、ウェブサービスのシステム設計、開発から運用支援までのリソースを有し、翻訳サービスの提供も可能なヒトメディアとともに出資をすることで、Fancyの日本でのローカライゼーションを着実に進展させるとしている。
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