ソニー、「Xperia Z1」を国内で初披露--ソニーの総合力を結集「言うは易し」 - (page 2)

テレビ開発で培った最新技術を投入
テレビ開発で培った最新技術を投入

 ディスプレイには、幅広い色再現領域を持ち、豊かで自然な色や繊細な色の違いを鮮やかに描き出すトリルミナスディスプレイ for mobileを採用した。これもカメラ部分と同様に、テレビ事業部でBRAVIAの開発を手がけていたスタッフが携わっている。「ずっとテレビのソニーの技術を手のひらで再現したいと思っていた。そのような思いを持つ者がテレビ事業部がソニー内部で同じようにいたこと。それが成功の背景だと思う」と説明する。

 ソニー独自の超解像技術、X-Reality for mobileを搭載する。テレビとは異なり、モバイル環境ではYouTubeなどのHDではないコンテンツが多いことに注目。新たに画像を分析し、失われている画素を復元して動画をリアリティー豊かに再現する技術を投入したとした。

こだわりのデザイン
こだわりのデザイン

 もちろん、デザインにもこだわりがある。1枚のアルミから削り出した継ぎ目のないメタルフレームを採用。さらにアンテナ機能も持たせることで、デザイン性と機能を両立させた。防水にもかかわらずヘッドホン端子はカバーがない。手の中に心地よく収まる、よりスリークな板を目指し、手に持った喜びや持つ喜びを大事にした製品という。

ソニーモバイルコミュニケーションズ シニアデザイナーの日比啓太氏。普段から、帽子にもこだわりがあるのだという
ソニーモバイルコミュニケーションズ シニアデザイナーの日比啓太氏。普段から、帽子にもこだわりがあるのだという

 ソニーモバイルコミュニケーションズ シニアデザイナーの日比啓太氏は、「なぜ金属にこだわったか。カメラのような道具的な要素が強いものは、金属素材を使うことで金属の普遍的な価値や信頼感などを表現しているのではないかと思った。そこを融合できたらと考えた」という。また、「Xperia Zはガラスの板を追求したが、Xperia Z1はマテリアル(素材)が変化していって金属板になっていくイメージでデザインした」と語った。

  • 展示されていたのは、日本語版だ

  • 周辺アクセサリも充実

  • ソニービルでXperia Z1をいち早く体験できる

  • 1枚のアルミから製品ができるまで

  • エンタテインメントコンテンツも強化

  • パーティの時などに便利な、自動で笑顔のシーンだけを撮影できる専用スタンドも用意されている

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