主なテスト相手は、こちらの声は自然で、十分に大きな音量で聞こえたと述べていた。音声はクリアでシャープであり、ひずみはまったくなかった。また、ホワイトノイズもほとんどなかった。
スピーカーフォンでの通話は非常にクリアな音質で、デバイスを腰のあたりに持っても使用可能だ。音量は常に一定で、背景ノイズは消え、スピーカーフォンとしては素晴らしいことに、エコーはまったくなかった。
通話相手はわずかなホワイトノイズを聞いたが、音量レベルは十分だとし、サムスンがエコーをうまく処理していることにも賛成した。
筆者はアンロックされた、グローバル版のGALAXY S4 Zoomを、AT&TのSIMカードを使用してテストした。この端末では、4G HSPA+の通信速度は利用できたが、LTEは利用できなかった。GALAXY S4 Zoomが米国で販売されれば、その端末ではLTEが利用できるようになるはずだ。
通信速度はダウンロードで3~5Mbps、アップロードで1Mbps程度をコンスタントに維持できた。LTEの通信速度はずっと高速で、2桁のオーダーになると考えられる。現状で、HSPA+とWi-Fiの両方で数十枚の写真をDropboxにアップロードし、多くのものをこのデバイスにダウンロードしてみた。速度は遅いものの、多くのデータを転送することができた。
1.5GHzのデュアルコアプロセッサは、GALAXY S4の1.9GHzクアッドコアプロセッサに比べると、その差が分かるほど低速だが、スマートフォンの起動時、カメラアプリの読み込み時、アプリ間の切り替え時などに、操作できるようになるまで長く待つようなことはない。ゲームや動画も問題なく利用できたが、GALAXY S4に比べれば若干遅かったかもしれない。
サムスン GALAXY S4 Zoom(アンロック版) | |
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米CNETモバイルアプリのダウンロード(3.7Mバイト) | 16.5秒 |
米CNETモバイルアプリの読み込み | 7.6秒 |
米CNETモバイルサイト読み込み時間 | 7.4秒 |
米CNETデスクトップサイト読み込み時間 | 14.8秒 |
ロックスクリーン表示までの起動時間 | 22.5秒 |
カメラの起動時間 | アイコン使用時:2.4秒 ボタン使用時:2.7秒 |
カメラの撮影間隔 | 2.5秒 (オートフォーカス、フラッシュあり) |
GALAXY S4 Zoomの2330mAhのバッテリは、理屈の上では丸1日持つはずだが、筆者は期待よりも早くバッテリが減るのに気づいた。今回も、使用している時間のほとんどは画面の輝度を最大にし、テスト中は非常に短時間にかなり集中的に使用した。
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