Bezos氏は「The Postの責務は、所有者の私益に対してではなく、その読者に対してあり続ける。われわれは、真実がどこへつながっていようが、真実を追い続け、間違いを犯さぬよう懸命に努力し続ける。そのような事態が起きた場合には、迅速かつ完全に明らかにする」と記している。
また、Bezos氏は、従業員に対して、今後の変化に期待するよう述べている。同氏は、詳細を明らかにはしなかったが、ニュースビジネスに変革をもたらすインターネットの影響力によって、誰が所有者であってもThe Postが大きく変わることは避けられないと述べた。
Bezos氏は「インターネットは、ニュースビジネスのほとんどすべての部分に変革をもたらしている。ニュースサイクルの短期化、長期の安定した収入源に対する浸食、そして、一部においてはほとんどもしくは全くニュース収集にコストを必要としない新種の競合の登場などがある」と述べた。「地図などはない。この先にある道筋を描くことは容易ではない。われわれに必要なのは創造だ。つまり、新たな試みが必要とされる」(Bezos氏)
Graham氏は、The Washington Postのインタビューに応じて、数十年にわたって行われてきた同族経営による監督下でも、The Postは当面、採算が取れていたただろうと答えた。
「しかし、生き残る以上のことをしたかった。これによって成功が保証されているということを言っているのではない。しかし、成功する機会をより多く与えてくれる」とGraham氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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