ロシア最大の検索エンジン「Yandex」の共同創業者Ilya Segalovich氏が、現地時間7月27日、生命維持装置を外された後、死去したことをYandexが明らかにした。享年48歳。
Yandexによると、2012年9月に胃がんと診断されていたSegalovich氏は、ロンドンの病院で亡くなったという。Segalovich氏は先頃、脳腫瘍を患い、25日にこん睡状態に陥っていた。27日、脳に活動の兆候が見られなくなったと医師らが判断したことを受け、生命維持装置が解除されたという。
Yandexが作成した追悼ページには、Segalovich氏について「活動的に生きた一人の研究者であり、市民であり(中略)5人の子供たちの父であり、友であり、同僚、教師、そして周りを楽しませる愉快な人だった」と記されている。
Yandexの最高技術責任者(CTO)を務めたSegalovich氏は1997年、最高経営責任者(CEO)のArkady Volozh氏と共同で同社を設立した。市場調査会社comScoreによると、ロシアの検索エンジントラフィックにおいてGoogleのシェアが推定で26%とされているのに対し、Yandexは62%を占めているという。また、世界全体では4位とされ、Microsoftの「Bing」を上回っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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