ラップトップを使ってプロジェクタでプレゼンテーションをするときには、特に気をつける必要がある。主催者に何かを頼ってはならない(プロジェクタそのものを除いては)。必要になる可能性があるコネクタや、予備のバッテリ、ラップトップのACアダプタなどを持参すること。プレゼンテーションをできるようにするために、主催者に走り回ってもらうのは避けたいはずだ。
この備えには、配布資料の数が足りるかを確認することも含まれる。必ず、必要になるよりも多くの資料を持って行くこと。予定されている聴衆の数を事前に調べておき、必要な数よりも多く持って行くようにすべきだ。また、プレゼンテーションの余分のデジタルコピーを持って行くこと。何らかの理由で、自分のPCでプレゼンテーションができなくなってしまう可能性もある。念のために、CD-ROMかUSBメモリにプレゼンテーションを入れて、 持って行くといいだろう。
学校で、履歴書に付ける添え状の書き方について習ったことを思い出してほしい。添え状に「関係者各位」などと書くだろうか?そんなことはないはずだ。同じように、聴衆のことを知らないままプレゼンテーションを始めるべきではない。これは、プロフェッショナルなプレゼンテーションや打ち合わせを行う場合、非常に重要になる場合がある。「UNIX」や「Linux」の管理者に対してネットワークについてのプレゼンテーションをするのなら、「Windows」用語を使わないようにすべきだ。Windowsの管理者に話をするのなら、自分のUNIXスキルの高さを誇って、相手を侮辱したりしてはならない。
少しのユーモアは、聴衆に訴えかけるのに役に立つ場合がある。しかし、真面目な場でそれをやり過ぎるべきではない。やり過ぎれば、プロフェッショナルらしさが失われ、ピエロのように見えてしまう。もちろん、面白い逸話で緊張を解いたり、一度に多くの情報が提供されたときに、場を和ませるのはいいだろう。しかし、自分を駄じゃれ好きや、コメディアンのように見せたくはないはずだ。真剣さが求められている場で、真剣に取られない可能性がある。そして、ユーモアは自分が思っているほど面白くは聞こえないものだ。コメディはコメディのプロに任せるべきだろう。
これらの簡単なヒントを実践すれば、プレゼンテーションをしたり、重要な打ち合わせをしたり、面接に臨んだりする場合でも、よりプロフェッショナルに見えるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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