サムスンが同じ韓国の携帯電話メーカー、PANTECHの株式を取得することで同社と合意した。
サムスンは現地時間5月22日に発表した声明の中で、Yonhap News Agencyの事前の報道を認め、PANTECHの株式10%を4800万ドルで取得したことを明らかにした。サムスンによれば、この出資は、両社の関係を強化することのみを目的にしたものだという。
当然ながら、この動きは韓国内である程度の驚きをもって受け止められている。同国のモバイルデバイス市場で、サムスンとPANTECHは最も激しい競争を繰り広げているからだ。世界の他の地域では、PANTECHのデバイスは明らかに2番手ないし3番手に位置しており、サムスンと激しく競争するまでには至っていない。
ただし、サムスンはThe Next Webに送った声明の中で、PANTECHとの競争関係については触れず、代わりに今回の合意はサムスンがPANTECHのデバイス向けにモバイル部品をPANTECHに販売していることに関係したものだと強調している。
今回の投資により、サムスンはQualcommとKorea Development Bank(韓国産業銀行)に次いで、PANTECHの3番目の大株主となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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