「HTC One」の第一印象--優れたデザイン、クアッドコアプロセッサ搭載 - (page 3)

Brian Bennett (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2013年04月01日 07時45分

 HTC Oneでは、同社独自のユーザーインターフェースであるSenseの最新バージョンが採用されている。BlinkFeed以外にも、スキンの見た目はクリーンになり、ホーム画面でもアプリトレイでも、アイコンは混み合って見えなくなった。これも不思議なことの1つだが、通常の「Android 4.1.2」(開発コード名:「Jelly Bean」)と違って、アプリトレイは左右にではなく上下にスクロールするようになっている。

 また、Windows Mobile時代から同社のスマートフォンを飾ってきた、HTCの象徴であった天気時計のウィジェットもなくなった。時間と天気予報の情報は、今回もホーム画面の上部に表示されているが、デザインははるかに控えめになっている。

提供:Brian Bennett/CNET
BlinkFeedはHTC Oneの顔であり中心だ。
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 タブレットとスマートフォンの境界線が日に日にぼやけて来ているのを表すように、HTC Oneにも上辺に赤外線発光器が付いている。これをHTC SenseのTVアプリおよびリモート機能と組み合わせて使うと、その地域のテレビ番組をチェックしながら、テレビを操作することができる。

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テレビやホームシアター機器を操作できるよう設定する。
提供:Brian Bennett/CNET

 この機能が、最初思ったよりもずっと便利だったことは認めざるを得ない。簡単ではあるがやや長い設定手順を終えると(見られるテレビチャンネルについて詳しく尋ねられる)、自分のホームシアターセットを操作できるようになる。これには、ケーブルテレビのセットトップボックスのチャンネル変更、ONKYOのレシーバの音量調整、今見られる番組を調べるガイドを開く操作などが含まれる。

 さらに素晴らしかったのは、お気に入りとしてマークを付けた番組のアイコンをタップすると、その番組が放映中だった場合、すぐに見始められることだ。

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HTC Oneで現在放送中のテレビ番組をチェックする。
提供:Brian Bennett/CNET

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