SXSWって一体なんのイベントなんだ!? ビデオで知る「SXSW 2013」 - (page 2)


 さて。

 Milner氏がFacebookのMark Zuckerberg夫妻やGoogleのSergey Brin夫妻などと立ち上げた「Breakthrough Prize in Life Sciences Foundation」の第1回受賞者(日本の山中伸弥教授も含む)が2月下旬に発表された。

 そのような流れのなかで、Milner氏がSXSWのセッションで「最近の投資先が、いわゆる“ムーンショット”とよばれる類のアイデアにますますシフトしてきている」といえば、そうした“ムーンショット”を自腹で実践している稀有な起業家であるMusk氏のセッションでは「火星で死ねなかったら悔いが残る」などの発言が飛び出し、またSpaceXで開発中の再利用可能な打ち上げロケット「Glasshopper」の動画も披露された。


 SXSWでは一応「Music」「Interactive」とカテゴリ分けされているのだが、そうした線引きがどんどんと曖昧になっている、あるいは無意味になりつつあることを感じさせたのは、3月16日深夜から17日早朝にかけてライブをやったJustin Timberlake(「JT」として新たに売り出し中)。

 GMのChevroletがスポンサーについたこのライブは、JTも投資する新生Myspapceと、約6年ぶりとなる新作アルバムのプロモーションを兼ねたものだったようだ。


 また、3月16日夜には現役復帰を徐々に進めるPrinceのライブも開かれた。3月14日にGALAXY S IV(GS4)を発表したばかりのサムスンは、PrinceのライブチケットをダシにGS4を若者へ売り込んだそうだ。


 このほか、Green Day、Depeche Mode、Snoop Dogg、Kendrick Lamar、そしてFoo Fightersのボーカル、Dave Grohlのライブなども開催された。その模様はLos Angels TimesNew York Times、また別のLA Timesの記事に詳しい。

 そして、意外性という点ではなんといっても“シャック”ことShaquille O'Nealだろう。

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