Facebookは米国時間3月14日、「Graph Search」のランク付けシステムの背景にある技術の詳細な説明を投稿した。その最後では、投稿とコメントの検索という新機能提供も約束している。
Facebookで検索インフラチームのエンジニアリングマネージャーを務めるSriram Sankar氏はこの投稿の中で、Facebookは次のステップとして、モバイル上での検索の改良や新しいコンテンツを目指していると記した。
「テキスト処理やランク付けの改良や、モバイルおよび国際化に向けたサポートの強化といった検索機能の拡張にも取り組んでいる。最後に、投稿やコメントの検索を処理するためのまったく新しい垂直的項目の構築にも取り組んでいる」と同氏は記した。
Sankar氏は、Facebookが多様な垂直的項目、つまり異なるFacebook要素を含むカテゴリを基盤として検索を構築していることを説明した。これには、ユーザー、ページ、写真といった、Facebookユーザーが既にGraph Searchで検索可能なカテゴリが含まれる。
Facebookのエンジニアらはどのようなカテゴリを追加するかを検討するために、ユーザーがどのようなものを最も多く検索するかや、どのような回答を求めているかに着目している。
「Graph Searchの提供によって、多くを達成した。インデックスを増加させ、ノード数やエッジ数は莫大な数に到達している。しかし、FacebookのGraphに対する包括的な検索エンジンの構築に関しては、多くの側面においてやるべきことがまだまだある」と同氏は記した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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