Evernoteは米国時間11月15日、「Mac」版アプリケーションのメジャーアップデートをブログで発表した。新しい「Evernote 5 for Mac」では、ノートのブラウジングや共有をさらに簡単にするため、レイアウトが見やすくなり、新しい機能が追加されたという。
Evernoteでマーケティングを担当するAndrew Sinkov氏はブログの中で、同社ではユーザーが求めるものをアップデートに組み込もうと常に努力しているが、今回のアップデートはこれまでにないほど「Evernote」を変えるものだと述べている。
「15日にリリースするのは、これまでにないほど大規模なアップデートだ。この1年は、新規ユーザーと上級ユーザーのニーズを把握して、両方のニーズにうまく対応する環境を作ることに費やしてきた」(Sinkov氏)
新しい機能としては、ユーザーが最もよく見るノートや最近見たノートを追跡するためのショートカットバー、改善された検索機能などがある。検索機能では、ユーザーが入力を始めると、予測候補や最近の検索、保存された検索が表示されるようになった。
その他の変更点として、共有機能も改善された。Evernote 5 for Macには、共有されたノートを閲覧しているユーザーの人数やユーザー名を表示する共有バーがある。Evernoteのチームによると、同社は「OS X Mountain Lion」の通知センターを統合することによって、アクティビティストリームを改善しようとしてきたという。
まったく新しい機能としては、ノートの「Atlas」ビューがあり、ノートを位置情報によって地図上に表示できる。Evernoteによると、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」からこの位置情報サービスをMacで有効にできるという。Mac上でノートに位置情報を追加する場合は、右隅の「i」ボタンをクリックしてから、住所を入力するか、コンパスのアイコンをクリックする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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