中小企業のIT予算を有効利用するための10のティップス - (page 3)

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年09月18日 07時45分

#9:ドキュメント、ドキュメント、ドキュメント

 時間を節約したいんだって?それならば、ハードウェアやネットワーク接続、ソフトウェアに関するドキュメントを作成することだ。こういったドキュメントの作成対象は、ユーザーやユーザーのPC、バックアップといった、時間の節約につながり、ソフトウェア/ハードウェアの移行作業や、アドミニストレーター間の引き継ぎ作業などの円滑化に役立つ、ありとあらゆるものとなる。また、こういったドキュメントによって、ネットワーク全体の使用状況や、より効率的な使用方法についての理解も進むはずだ。

#10:ヘルプデスクソリューションを採用する

 多くの中小企業は、自らの手ですべて何とかできると考えているため、ヘルプデスクソリューションを採用しようとしない。これは大きな間違いである。問題の進捗を追跡したり、過去の問題(そしてその修正方法)をレビューする能力によって、実際に時間と予算を節約できるようになる。そして、エンドユーザーがチケットの発行を行えるようにすることで、問題を従来よりもうまく管理し、迅速に解決できるようになる。こういったことを行うオープンソースのソリューションは数多く存在している(筆者のお気に入りは「osTicket」である)。

その他のコスト削減策は?

 ここで紹介したコスト削減策によって、IT部門の予算を有効利用するだけでなく、あなたの職と部下の職を守ることもできるようになる。どのような「システム」やソリューションも完璧ではないものの、上記のティップスはいずれもすぐに効果の出てくるものである。まずは手近な業務でいくつか試してみて、どのくらい効果があるのかを確かめてみてほしい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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