[ウェブサービスレビュー]短縮URLを復元表示できる「Untiny」--多彩なサービスに対応

Saleh Al-Zaid
内容:「Untiny」は、短縮URLを復元表示できるサービスだ。実際にアクセスすることなく短縮URLのオリジナルのURLを知ることができるので、短縮URLで偽装した悪意のあるトラップにひっかかるのを未然に防ぐことができる。

 「Untiny」は、短縮URLを復元表示できるサービスだ。実際にアクセスすることなく短縮URLのオリジナルのURLを知ることができるので、短縮URLで偽装した悪意のあるトラップにひっかかるのを未然に防ぐことができる。

 使い方はシンプルで、オリジナルのURLを知りたい短縮URLをトップページのフォームに入力してボタンを押すだけ。短縮URLが解析され、フォームの下にオリジナルのURLが表示される。基本動作はこれだけだ。表示されたオリジナルURLを目視で確認し、問題ないと判断すればそこから直接アクセスすることもできる。

  • 「Untiny」トップページ。入力フォーム以外特に何もないシンプルなページだ

  • オリジナルURLを知りたい短縮URLをペーストして「Extract」をクリック

  • 下段にオリジナルURL(ここではCNETトップページのURL)が表示された。問題なければここから直接アクセスできる

 対応している短縮URLは、「bit.ly」や「goo.gl」「t.co」「ow.ly」など国内でもよく見かけるサービスのほか、まず目にしないであろうサービスまで、合計で242の短縮URLサービスに対応している。なかでもTwitterの標準サービスである「t.co」、Facebookの標準サービスである「fb.me」の両方に対応しているのは心強い。

 このほか、各ブラウザからワンクリックで呼び出すための機能拡張や、ページ内の短縮URLを常時展開して表示するGreaseMonkeyスクリプトもあるので、好みに応じて利用できる。APIも公開されているので、サービス自体を直接目にしなくても、別のサービスの一機能として知らずに利用していることも多そうだ。

 以前紹介した「Know URL」のようにオリジナルURLのセキュリティチェックまで併せて行なってくれるといった付加機能はないが、対応サービスの幅が広いこと、また前述の「fb.me」のように比較的新しいサービスへの対応が素早いことなど、競合サービスに比べて安心感がある。前述のアドオンなども含めて、自分の使いやすいスタイルで利用するとよいだろう。

  • 本稿執筆時点で計242の短縮URLサービスに対応している。機能拡張系のサービスを含め、対応サービスがきちんと明示されているのは珍しい

  • ブラウザから利用するためのアドオンも数多くリリースされている。これはChromeのツールバーからワンクリックで呼び出せる拡張機能

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