Discovery Communicationsが米国時間5月3日、ウェブビデオのRevision3を買収すると発表した。
契約に基づいてRevision3はこれまでの経営体制で存続する、と両社は述べているが、Revision3の動画コンテンツがDiscoveryのテレビチャンネルに加わるのかどうか、加わるとすればいつ頃かという点について、詳細は明らかにされていない。
Discoveryの最高デジタル責任者JB Perrette氏は声明で、「視聴者の好奇心を掻き立てるという使命を掲げ、ケーブルテレビ、HD、3Dへと新たなプラットフォームで開発を続けてきた歴史から、当社は、デジタルビデオの成長という爆発的な新しい波が押し寄せるなかで必然的にリーダーとなっている」と述べた。
Revision3の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のJim Louderback氏は、「われわれはDiscoveryのネットワークの大ファンであり、ウェブベースの独創的な動画の未来を協力して切り開くのに、Discovery以上に適切な企業は思い浮かばなかった」と語っている。
6月1日までに手続きを終える見通しとなっている契約の詳細は明らかにされなかったが、AllThingsDによると、買収金額は3000万ドル台だという。
Revision3は、Digg.comで有名なKevin Rose氏とJay Adelson氏が、TechTVで働いたことのあるDavid Prager氏およびJim Louderback氏とともに創設し、2005年に登場した。同社はこれまで財務情報を公表してこなかったが、27のチャンネルを提供し、月間ユニーク視聴者数が2300万人を超えていることを明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する