技術系ニュースサイトのArs Technicaは米国時間3月2日午前、最新のトラフィックログ解析結果を公開し、その中で、「iOS 6」を搭載した「iPad」からの訪問記録を確認したこと、およびこれらの端末がカリフォルニア州クパチーノにあるApple本社周辺に位置していることを指摘した。
これらのタブレット端末は、「iOS 5.0.1」(最新リリース版)および「iOS 5.1」を含む現行バージョンの「iOS 5」を搭載したタブレット端末とは異なり、「WebKit」の最新版(バージョン535.8)を使っている、とArs Technicaは指摘している。iOS 5.1は数カ月前に開発者向けに公開されており、3月7日に予定されているAppleのイベントで一般ユーザーに公開されるとみられる。
今回のログ解析では、解像度2048×1536ピクセルのディスプレイを備えた端末のユーザーから346件ほどの訪問記録があったことも報告されている。これは、Appleの次期iPadに搭載されると予想されているものと同じ解像度だ。ただしArs Technicaは、これらのユーザーのアクセス元がApple本社とは特定していない。
次期バージョンのiOSが正式発表のかなり前にトラフィックログで検出されるのは珍しいことではない。「OS X 10.8」(「OS X Mountain Lion」)の場合は、デベロッパーレビュー版リリースの4カ月前の2011年10月にトラフィックログが確認された。同様に1つ前のバージョンである「OS X 10.7」(「OS X Lion」)でも、正式発表にトラフィックログが検出されるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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