Adobe Systemsは米国時間11月1日、ビデオ広告管理ソフトウェアを手がけるAuditudeを買収し、自社のデジタルマーケティングツール群と統合する計画を発表した。
株式非公開企業のAuditudeの買収が完了すれば、Adobeは自社のビデオ配信ツール群からの収益モデルを多層化できることになる。Adobeはまた、同社の「Omniture」サービスから提供している分析ツール群とのセット販売も視野に入れている。
コンテンツ管理やビデオ制作の各種ツール群に組み込まれるAuditudeのソフトウェアにより、パブリッシャーは閲覧者側の多様な画面に応じたビデオ広告を生成することが可能になる。Auditudeは柔軟な広告配信およびワークフローツール群を実現する。
Adobeの計画は、Auditudeの広告サーバを取得して「Adobe Flash Media Server」と「Adobe Pass」プラットフォームに組み合わせるというものだ。Adobe Passは、「TV Everywhere」イニシアチブに参加するケーブルテレビ会社によって利用されている。最終的には、AdobeはAuditudeを「Adobe Digital Marketing Suite」に統合する予定だ。
買収の条件は公表されなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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