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一緒に汗をかき経営課題に立ち向かうIT企業に--日本マイクロソフト - (page 5)

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次期SQL Serverで強化される高可用性機能

 震災後、特に注目が高まっている「事業継続」のために、ITの側面でできる対応のひとつとして、データのバックアップ環境の整備がある。災害等の非常時に備えるのと同時に、機器障害時のフェールオーバーやトランザクション集中時の負荷分散を可能にしておくことで、システム全体の可用性を高めることができる。この課題についても、次期SQL Serverの新機能である「AlwaysOn」で対応できるとする。

 AlwaysOnでは、「可用性グループ」と呼ばれるグループ単位で、プライマリおよびセカンダリデータベースを一括して管理できる。プライマリに発生したトランザクションを、グループ内の各サイトにリアルタイムで同期させ、トランザクション負荷が高まった場合には負荷分散を行う。また、デモではプライマリサイトを稼働させているマシンの電源を抜き、数秒の後に自動的にセカンダリがプライマリに昇格するフェールオーバー機能を実演した。

 山賀氏は「SQL Serverの日本での利用も飛躍的に増えてきている。また、サポートできる技術者の育成にも力を入れており、資格制度に加えて、これまでに蓄積したノウハウをもとにしたサポートも充実させている」という。また、他社環境からSQL Serverへの移行を検討している顧客に対しては、移行支援ツールと合わせて、移行時と移行後のコスト試算ができるアセスメントサービスも提供しているとする。

 「これまでのアセスメントでは、ほとんどのケースで1〜2年で移行コストを回収できるとの結果が出ている。SQL Serverへの移行については、コスト削減と同時にデータ保護の観点でも考慮してほしい」(山賀氏)

「顧客と一緒に汗をかく企業に」

 講演の最後に山賀氏は「冒頭の繰り返しになるが、ITだけでは経営課題のすべてを解決することはできない。しかし、課題解決にあたっての戦略立案の時間を節約し、質を向上させる手伝いはできる。マイクロソフトはIT製品を提供する企業だが、顧客の課題を聞き、その解決のために一緒に汗をかく会社を目指したいというのが現在の姿勢だ」と述べ、その姿勢の一環としてコンサルティングサービス事業の強化を行っていることに触れた。ビジョンの策定から、設計、構築、運用のサポートまでをエンドトゥエンドで実現できる体制を整えているという。

 山賀氏は「ITソリューションだけを見ていては、経営課題に対応することはできない。マイクロソフトは製品を提供する会社から、お客様の役に立てるパートナーとして変貌しようとしている。日本法人における『日本マイクロソフト』への社名変更は、日本のお客様と正面からお付き合いさせていただける会社を目指したいという思いの表れ。ぜひ、一緒に汗をかかせていただきたい」と来場者に訴えた。

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