ではさっそくF160にSIMカードを入れてみよう。電池カバーをはずすと、今まで見たこともないような状況になっており驚いてしまうかもしれない。なんと端末の内部は全てがSIMカードスロットで、しかもそれが4つも搭載されちゃってるってんだから!!端末固有番号であるIMEI番号も、SIMカード=携帯電話モジュールの数だけ4つも併記されている。「4枚対応だよ」とこんなところでもしっかりとアピールしているのはさすが。
SIMカードスロットの横にはそれぞれSIM 1からSIM 4まで、どれがどれなのかわかるような刻印がされている。まぁそりゃそうだ、4枚もSIMカードを入れるとなると、どれがどれになるか明記されていないとわからないからねぇ。またSIM 1のスロットは下部がT-Flash(micro SD)スロットも兼用している。この空間に合計で5つものカードスロットを搭載しちゃうあたりはちょっとは技術力のあるメーカーのようだ。だったらメーカー名をちゃんと出して欲しいんだけどねぇ。
さっそく4枚のSIMカードを使ってみよう。なんてさりげなく書いたけど、果たして4枚ものSIMカードを常用している人って本当にどれくらいいるんでしょ?筆者も普段はせいぜい2~3枚。今回は数百円で買える香港の格安なプリペイドSIMカードを買ってきたけど、これを全部一度に使うシーンってのがどうしても思い浮かばない。ちなみにF160はGSM対応の2Gケータイだ。日本のケータイも海外ではローミング利用できるが、SIMカードだけを現地ケータイに入れて使うこともできる。なのでNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、au、イー・モバイル各社のSIMカードをこのF160に一度に入れちゃう、ってことも理論上はできちゃうのだ(笑)。もちろんこんなトンデモケータイでこの4枚のSIMカードが使えなくても筆者は責任は一切取らないのであしからず。
バッテリは大型の1000mAのものだが、サイズや端子の形状がどうも大手メーカーのものに似ている。探してみたらNokiaのスマートフォンでよく使われているバッテリと全く同じサイズのものだった。F160をきちんと長時間使いたい人はNokiaのバッテリに入れ替えたほうが無難だろう。メーカーも実はそれを狙っているのかもしれない。
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