logo

FBI初のiPhoneアプリ、子供の行方不明時に親を支援--万一の事態に備えて情報を保存

Larry Magid (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年08月08日 11時35分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米連邦捜査局(FBI)は、同局が開発した初めてのモバイルアプリケーション「FBI Child ID」をリリースした。FBI Child IDは、子供が行方不明になった場合に保護者がそのことを当局に通知するのを支援することを目的としている。

 FBI Child IDは現在、「iPhone」版のみが公開されているが、「iPad」と「iPod touch」でも利用することができる(同アプリを使って子供の写真を撮るためには、カメラ付きデバイスが必要)。

 FBI Child IDでは、子供に関する情報を記録することや、同アプリケーション内から子供の写真を直接撮影することができる。子供の氏名とあだ名、住所、誕生日、民族性を入力するフィールドのほか、「身元特定に役立つ特徴」についての情報を入力するフィールドも複数設けられている。

 入力プロセスが完了すると、入力した情報はiPhoneに保存される。子供が行方不明になった場合、「Send」ボタンを使って、情報を電子メールで当局に送信することができる。同アプリケーションは、データと写真の送付先となる電子メールアドレスを表示しないので、親は、関連する電子メールアドレスを自ら収集する必要がある。同アプリケーションは、緊急事態の発生時に親が最初にすべきことは911への通報だということを強調しており、911への通報が同アプリケーション内から実行できるようになっている。さらに、National Center for Missing & Exploited Childrenに電話するためのボタンも用意されている(800 THE LOST--800-853-5678に電話することもできる)。筆者はボランティアで同センターの理事を務めている。

 FBIが作成した同アプリケーションのポスターには、「FBIや『iTunes』があなたと子供に関する情報を収集したり、保存したりすることは一切ないので安心してほしい」と書かれている。この点は重要である。なぜなら、移民問題を含むさまざまな理由で、自分の子供や自分自身に関する情報を当局に提供したがらない親もいるからだ。

 同アプリケーションには、親向けの安全に関するアドバイスや、DNAサンプルおよび指紋を採取できるNational Child Identification Program Kitへのリンクも含まれている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

-PR-企画特集