求職活動でやってしまいがちな10の失敗と回避方法 - (page 3)

Kathryn Ullrich (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2011年03月15日 07時30分

8:コミュニケーションスキルに難がある

 コミュニケーションスキルは、就職活動の成否を左右する。多くの求職者が、詳細に言及し過ぎるあまり、面接や会話を退屈なものにしてしまっている。一方、自らの成果を大げさに語ったり、自らの貢献に触れることなく「チームとしての成果」について述べたりするあまり、必要な情報を伝え切ることができない求職者もいる。聴き取り、プレゼンテーション、メッセージの絞り込みといったコミュニケーション分野の中から、自ら強化する必要のあるものを1つ選び出し、向上策を講じるようにしよう。コミュニケーションに関する講座を受講したり、友人やキャリア指導者と面接の練習をしたり、トーストマスターズクラブ(話し方を磨くことを目的として運営されている国際的な団体)に参加するのがよいだろう。

9:時間という投資を惜しむ

 転職活動を成功させたいと真剣に考えているのであれば、それにかかりっきりになるくらい時間を割く必要がある。片手間で転職活動をしてはいけない。多くの人々は、1週間に「10時間未満」しか転職活動に充てていないと言われている。これに対して、6週間で転職を果たした人の例を挙げてみよう。彼は毎日少なくとも1つの面接をこなすという目標を定め、それには1週間当たり50~100の会社とコンタクトをとる必要があると逆算した。結果として、彼はそのノルマを、そして目標をも、達成したのである。

10:1人きりで転職活動を行う

 たった1人で転職活動を行うというのは、特に現在の厳しい経済状況にあっては、大変なことである。転職活動者の集まりを組織し、毎週会ったり、話をするようにしよう。こういった集まりを持つことで、転職活動に組織性を持たせ、サポートを提供したり、ある種の責任感を伴わせることが可能になる。そして、メンバーは新たな人脈や成果を共有したり、過去1週間の注目点や反省点を議論することができるようになる。また、メンバーの1人が特にうまくいかない1週間を送った場合、他のメンバーはアドバイスやヒントを提供することもできるはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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