2週間前の時点でのリストはこちらから閲覧できる。ただし、このリストは不完全なものである可能性があり、導入されたスキャナが使われていない場合も考えられる。リストに含まれている空港はボストン、ボルティモア、シカゴ、クリーブランド、ダラス、デトロイト、ヒューストン、カンザスシティ、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、オークランド、ピッツバーグ、サンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンDCなどにある。
TSAは米国時間10月28日、たった1段落の簡潔なメモの中でその手順を発表した。そのメモでは、「米国中の空港で新しいボディチェック」が実施されることが旅行者に伝えられたが、詳細な情報は含まれていなかった。TSAが慎重を期して「強化されたボディチェック」と呼んでいる検査では、検査官が指と手のひらで身体をくまなく触れて検査する。場合によっては服の上から性器に触れることもある。
この強圧的で警察スタイルの身体検査は、次の2つの条件のいずれかに該当する人に対して行われる。1つは乗客が全裸に近い画像を出力する全身スキャナによる検査を拒否した場合で、もう1つはスキャナまたは金属探知機を使用する検査官が不審なものを発見した場合だ。つまり、全身スキャナによる検査を受けることでボディチェックを回避しようとしたものの、ポケットから取り出すのを忘れていた無害なものがモニタに表示された場合、全身スキャナとボディチェックの両方を受けることになる可能性がある。
TSAは「ボディチェックは乗客と同性の検査官によって実施され、乗客にはいつでも1人の同伴者とともに内密に検査を受ける権利がある」と述べている。また「特別な検査」が必要な12歳以下の子供は「通常とは異なるボディチェックを受ける」とTSAは述べているが、詳細は明かしていない。「すべてのセキュリティ担当者には最高レベルのプロ意識が求められている。尊厳と敬意を持ってすべての乗客に対応することがわれわれの目標だ」。TSAの責任者John Pistole氏は先週、CBS Newsに対し、このように話している。
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