一方のアプリdeプリントは、PCを利用せずに直接オンラインアプリへとアクセスして、プリントできる機能だ。たとえば、パズルゲームの数独「Web Sudoku」や罫線ノート、グラフ用紙などのレイアウトを収録した「HP クイック フォーム」、ディズニーキャラクタの塗り絵が楽しめる「Disney」などのコンテンツが用意されている。
なお、ネット接続設定されたEnvy100から直接コンテンツにアクセスして利用するため、PCとUSB接続して使用する場合は利用できるコンテンツに制限がかかる。
飲食店を検索して店の場所や利用できる割引クーポンなどをまとめて印刷できる「ぐるなび」の「グルメ検索」なども搭載されている。コンテンツは今後も追加される予定だ。
Envy100の複合機としての機能は、本格的に写真印刷を楽しみたい人には、少々物足りないかもしれない。インクは4色構成で、顔料ブラックとカラー(シアン、マゼンタ、イエロー)の2カートリッジ。多色印刷に慣れてしまうと、どうしても色が浅く、あっさりとした感じで物足りなく感じる。
ビジネス文書のグラフや会報のイラスト印刷などであれば、Envy100の力は発揮できるだろう。ちなみに印刷解像度は最高で4800×1200dpiとなるが、インクの種類が少なめということもあり、カラー印刷は大味な印象だ。公称となるが、A4の印刷速度は、モノクロで30枚/分、カラーで25枚/分となる。L判なら1枚18秒で印刷できる。モノクロ印刷に関していえば、十分なクオリティで、印刷速度を考えても十分に活用できそうだ。特に、無線LAN機器を多用している人には魅力的な製品といえるだろう。
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