[レビュー]実売3万円以下で3D動画と静止画を手軽に撮影できる「3D Sunday Pocket HD Camera」 - (page 2)

 3Dの画像は、一般にサイドバイサイドと呼ばれる、2枚の画像を左右に連結したフォーマットで保存される。ファイル形式は静止画がJPEG、動画がAVC H.264 (MPEG-4)だ。同方式に対応した3Dテレビで立体映像を楽しめるほか、付属ソフトを用いてアナグリフ(赤青)方式のフォーマットに変換することで、非対応テレビであっても同梱の赤青メガネを使って立体映像が楽しめるようになっている。

  • 付属の赤青メガネ。プラスチック製で長時間の装用にも耐える

  • ソフトはカメラ本体に内蔵されており、初回接続時に自動インストールされる。サイドバイサイド方式で撮影した映像を赤青に変換できるほか、YouTubeなどに動画を直接アップロードすることも可能

  • 画面のアイコン類はシンプルだが分かりやすい。録画可能な残り時間は右下に表示される

  • 撮影済み画像は本体側で一覧をプレビューできるほか、直接鑑賞することもできる。動画は16対9(1280×720ピクセル)、静止画は4対3(2592×1944ピクセル)で記録される。解像度の変更はできない

 また、本体の2.4インチ液晶ディスプレイはパララックスバリア方式を採用しているので、裸眼のまま立体視が可能だ。テレビなどに接続しなくとも本機だけで立体映像を楽しめるのは、いまだ3Dテレビの普及率が高くない現状では、大きなアドバンテージと言えるだろう。

  • サイドバイサイド方式では左右に2枚の画像を連結するため、実際の横幅は半分になる。そのため伸張時に横方向の画質は若干荒くなってしまうので注意が必要だ

  • 一般的な2D映像

  • サイドバイサイドで撮影したのちアナグリフ(赤青方式)に変更した3D映像

  • 一般的な2D映像

  • サイドバイサイドで撮影したのちアナグリフ(赤青方式)に変更した3D映像

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