まず最初に、ここ10年で携帯端末からインターネットにアクセスするユーザーが急激に増加している点を強調し、今後5年以内にPCからのアクセスを追い越すだろうと予測する。
「ここ10年の普及率を見てみると、インターネットよりも携帯電話の方が圧倒的に勢いがあるんです(図参照)。インターネット接続を動機にして携帯電話が普及してきたわけではないことがよくわかります。携帯というのはいつでも他人とコミュニケーションが取れる、それだけで極めて魅力的なメディアなんですね」(丸山氏)
しかしながら、IT業界としてはやはりこの携帯電話とインターネットの普及率のギャップを埋めるという課題が残る。そのための鍵となるのがクラウドデバイスだろうと同氏は続ける。今は、クラウドデバイスの新しい形としてタブレットPCが注目を集めている。話題性ではiPadが一歩先を行っているが、Microsoftは長年タブレットにチャレンジし続けており、HP SlateやEee PadなどのWindows搭載タブレットPCも登場している。そしてAndroidもその波に乗りつつある。DellはStreakというAndroid搭載のタブレットPCを発表しており、Googleもタブレット戦略をChrome OSベースからAndroidベースにシフトした様子が伺えると丸山氏は言う。
つまり、携帯電話市場に引き続いてタブレットPC市場でもAppleとAndroidの対決になるということだ。
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