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三菱電機、2Q連結決算は純利益が赤字転落--国内太陽光発電システムが健闘

別井貴志(編集部)2009年10月30日 22時21分
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 三菱電機は10月30日、2010年3月期第2四半期(7〜9月)連結決算を発表した。すべての事業部門で減収となり、売上高は8300億円と前年同期比19%減少した。

 利益は営業利益こそ同87%減少の83億円と大幅減益ながら黒字を確保したものの、持分法適用関連会社であるルネサス テクノロジの株式評価減に関わる損失を389億円計上するなど、持分法損失額が前年同期の10億8900万円から178億3700万円に16倍膨らんだことなどにより、純利益は176億円の赤字(前年同期242億円の黒字)に転落した。

 事業部門別では、「重電システム」が世界的なエレベータ需要が減少したが、国内発電事業が伸張したことで、もっとも底堅かった。売上高は2409億円(前年同期比6%減)、営業利益は100億円(同19.9%減)。

 この半面、冴えなかったのは「電子デバイス」だ。半導体事業は産業用パワー半導体、通信用光デバイスの需要低迷から受注、売り上げともさえなかった。液晶事業も産業用の需要低迷で同様。その結果、売上高は324億円(同36%減)、営業利益は27億円の赤字(前年同期19億円の黒字)に転落した。

 また「産業メカトロニクス」では、自動車機器事業が各国の販売奨励策の効果も一部で見られたものの需要低迷が深刻で、売上高は1767億円(同30%減)、営業利益は4億円の赤字(前年同期234億円の黒字)だった。

 「家庭電器」も、エコポイント制度などの効果で国内向け太陽光発電システム、高級型冷蔵庫や液晶テレビが増加したが、空調機器や海外向け太陽光発電システムが軟調で、売上高は2204億円(前年同期比17%減)、営業利益は6億円の赤字(前年同期199億円の黒字)だった。

 そのほか、「情報通信システム」は、IT投資需要の減少によるシステムインテグレーション事業の落ち込み、通信事業での光アクセスシステムの需要減などで、売上高は1364億円(前年同期比17%減)、営業利益30億円(64%減)だった

 こうした結果を踏まえて、2010年3月期通期連結決算の売り上げ予想を、従来の3兆4300億円から3兆3000億円(前期比10%減)に下方修正した。産業メカトロニクス、家庭電器を中心とした不振により、当初の計画に到達できないと判断した。

 しかし、経営改善施策などの強化で、利益は従来予想から変更しない。営業利益は600億円(同57%減)、純利益は200億円の赤字(前期121億6700万円の黒字)と予想している。

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