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キューエンタテインメント、オンライン事業説明会を実施--iPhone/iPodTouch参入を発表

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 キューエンタテインメントは9月9日、都内においてオンライン事業説明会「Q Online -Quest 2009-」を実施した。

 これは同社が展開しているオンラインゲームやモバイルコンテンツの紹介や取り組みについて発表する場として設けられた。

キューエンタテインメント 内海州人氏

 説明会に先立って挨拶をした代表取締役CEOの内海州人氏は、まずキューエンタテインメントが、10月10日で設立6周年を迎えることに触れ、同社が元々はゲームクリエイターとして広く知られている、代表取締役CCOの水口哲也氏が設立したことで、「キューエンタテインメントはビデオゲームの開発会社」というイメージが強くあるとしながらも、3年ほど前からオンラインゲーム事業に参入し、現段階では同社の事業規模の50%以上を占めているという。

 同社のオンライン事業は、ビデオゲーム、PC、モバイルなどすべてのプラットフォームに対して、オンラインを通してユーザーの方にサービスを提供しているところが、すこしユニークなところであると述べた。その一方で会社規模としては小さいため広い範囲を自社だけでカバーをすることは難しいため、パートナー企業のサポートを受けながら、広いエリアに事業を展開しているとのことだ。

 そして各種タイトルの取り組みについての説明が行われた。

PS3で切り開いたMMORPG。そしてPS3「エンジェル戦記」9月16日よりサービス開始へ

【PS3版「エンジェルラブオンライン」】

キューエンタテインメント 森健志氏

 ここで、取締役オンライン事業本部本部長の森健志氏から、PS3における取り組みについて説明があった。

 まず「エンジェルラブオンライン」について。PCでは2006年から日本でのサービスを開始した、かわいらしい世界観をやりこみ要素が満載のMMORPGで、現在でもサービスをしているタイトルとなっている。PS3では2008年9月25日よりサービスを開始し一周年を迎えた。現在までにゲームクライアントダウンロードは約12万3000件。ダウンロード数の推移としては爆発的な伸びというのはないものの、継続してダウンロードされているという。

 この背景として2009年1月からカスタムテーマを毎月配信を行ったり、5月にはPShomeに参入、大型アップデートを実施するなどタイトルとしての鮮度を保ってきたからとの見方を示した。

 遊んでいるユーザー層の男女比率について、面白いデータが公開された。PC版ではほぼ男性51%の女性49%でほぼ半分となっているが、PS3版では本体の購入者がほとんど男性ということもあってか男性が91%(女性9%)を占めているという。

キューエンタテインメント PS3版「エンジェルラブオンライン」

 PS3版においては、キューエンタテインメントとしても、PS3の発売元でもあるソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンとしても初めてのビジネスモデルということで苦労した点が多かったという。その一例として開発機の輸出に関することや、サービス開始後、ユーザーから「ブラウン管のテレビでは文字が見えない」というような予想もしていなかったことが起きてしまい、バッチなどで改善していったとのことだ。

【PS3版「エンジェル戦記」】

キューエンタテインメント 「エンジェル戦記」イメージイラスト

 そしてPS3版「エンジェル戦記」についての説明が行われた。「エンジェル戦記」は、「エンジェルラブオンライン」のテイストを一部引継ぎ、MMORPGとMORPGの良いところをミックスしたオンラインゲーム。PC版では7月1日より正式サービスが開始されているが、PS3版は9月16日よりサービスを開始、同日よりPSStoreにてダウンロードが可能となり、ダウンロードや基本プレイ料金は無料となっている。

 PS3版では「エンジェルラブオンライン」で培ったノウハウを基に、ログイン仕様をPSNetworkアカウントに連携設定することで簡単になったり、コントローラーで操作しやすいようにユーザーインターフェイスを一新するなどの工夫を施しているという。

キューエンタテインメント PS3版「エンジェル戦記」より。コントローラで各メニューが選びやすくなるようにインターフェイスを一新している。
キューエンタテインメント 内海氏、森氏と固い握手を交わした桐田富和氏(写真右)

 ここで、ソニー・コンピュータエンタテインメント SVPの桐田富和氏が登場。桐田氏は前述したPS3版「エンジェルラブオンライン」の男女比について触れ、先日発売された新型PS3の数字が速報ベースなら好調なセールスを記録し、女性層も多く購入していることから、PS3版「エンジェルラブオンライン」の女性比率が上がるのではないかと期待していると述べた。

 PS3版「エンジェルラブオンライン」については、PS3におけるMMORPGというジャンルを確立したということと、ビジネスとして成功を確証してくれたタイトルであること、PSNetworkアカウント数を大きく拡大するために貢献したことに感謝の意を述べ、この成功はPSNetwork上におけるさまざまなコンテンツの連動にあったとの見方を示した。そして、PS3版「エンジェル戦記」にも期待し、できる限りのサポートをしていきたいと語った。

女性やゲーム初心者をメインターゲットとしたブラウザゲームに参入

キューエンタテインメント 君塚靖征氏

【「NikQ〜ニクキュー〜」】

 続いてはブラウザゲーム参入について、オンライン事業本部 運営部 副部長の君塚靖征氏より説明があった。キューエンタテインメントとしては、女性やゲーム初心者をメインターゲットとしたオンラインゲームを配信していることもあり、その層に強くアピールできるとし、すぐプレイできるブラウザゲームは外せないであろうということで参入する運びになったと語った。

キューエンタテインメント

 そのブラウザゲーム参入タイトルは、すでにクローズドβテストのテスター募集を開始している「NikQ〜ニクキュー〜」。開発をバンダイナムコゲームス、運営をキューエンタテインメントが行う。かわいいネコが主人公で、ネコの騎士団を編成するというシュミレーションRPG(マルチぼこすかRPG)となっている。詳細はクローズドβテスター募集記事を参照してほしい。ちなみに現段階においてはMacでも動作を確認しているとのこと。そして第1弾サブタイトルとして「ひだまりの騎士団」になることを発表した。

キューエンタテインメント 吉村広氏

 ここで開発元であるバンダイナムコゲームスのコンテンツ制作部 ディレクターの吉村広氏が登場し、開発エピソードを語った。

 本作については戦闘と育成の要素を持ったシミュレーションRPGということで、気軽に多くの方が遊んでもらえるようにしたいという思いから、近所の裏庭でネコが喧嘩しているようなイメージがあって、身近に感じられるネコをモチーフに選んだという。そのかわいらしいネコたちが主人公ということで、店舗のいいバトルの表現やネコの愛らしさを出すアニメーション表現には苦労したとともに力を入れたと語った。

 続けてシステム面では、たくさんのネコたちをドラならぬフライパンを叩いて指示をするというシンプルなシステムであると同時に、独自の3ラインシステムで各個に指示も出せるという、ゲームとしての奥行きをを出して、奥深い戦略性もあるという。とっつきやすさと奥深さを両立に力を入れたとのこと。

キューエンタテインメント 「NikQ〜ニクキュー〜」クエストムービーより

 君塚氏は本作のターゲットとしてるユーザー層として、ライトユーザーはもちろんのこと、そこにも到達していないゲーム遊んだことがない方、初めてプレイをする方に遊んでほしいと意気込みを示し、実際にテスター募集の意見でもそのユーザーがいることから手ごたえを感じていると自信を見せていた。

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