現在の日本は、世界でも有数のブロードバンド普及率を誇り、伝送技術や圧縮技術も飛躍的に高まってきている。
インターネットの普及の中で、見るテレビから使うテレビへと進化してきた。DIGAも同様に、録るだけではなくもっと能動的に動ける機器を目指さなければならないと話す。
それを踏まえてパナソニックが提案する最新のDIGAネットワークの用途は下記の5つだ。
家中どこからでもDIGAのコンテンツを楽しめる
従来の放送だけでなく、デジカメやムービーなどの「思い出」や音楽を貯める
ドアホンやセンサカメラをDIGAに記録する
DIGAのコンテンツをカーナビやワンセグケータイなど外で楽しむ
高画質IP配信に対応し、アクトビラやNHKオンデマンドなどのIP放送、YouTubeなどを大画面で楽しめるようにする
これまでのレコーダー市場を振り返ると、かつてVHSビデオがピークの頃には国内で700万台ぐらいの市場規模があったという。一方で、2006年から2008年まで伸び悩んでいたレコーダー市場だが、ここに来て2011年のアナログ停波に向けて、デジタル商品への置き換えが進み始めた。
2008年のレコーダーの販売台数は379万台だっただが、2009年は440万台になると予測する。2010年はさらに伸び、500万台に達する見込みだ。さらに、DVDレコーダーとBlu-rayレコーダーの構成比も大きく逆転してきた。
「Blu-rayが起爆剤となって回復してきている。この年末には(Blu-rayレコーダー)75%の構成比、来年は7割から8割のBlu-ray構成比になると思う。2010年には、レコーダーの約80%がBlu-rayレコーダーになる」と予測する。
Blu-rayレコーダー市場においてDIGAのシェアは4割を超える。シェアNo.1を誇るパナソニックは、シェア獲得のポイントとして(1)キレイ(2)簡単便利(3)つながる(4)ECOの4点を挙げる。
中でも、今年のおすすめの機能は、1カ月先までおすすめ番組を表示する機能だという。サムネイルの中から、自分が見たいところを押すだけで予約ができる。
このほかにも、WOWOWと連携し、WOWOWの番組表を1カ月分表示できる機能や地上デジタル放送やアクトビラなどの放送も持ち出せる「番組持ち出し」機能も追加した。
さらに、家族で使うことが多いレコーダーは、使うにつれて録画した番組リストが見にくくなることが多い。そこでDIGAは、「お父さん」「お母さん」など録画した人によってフォルダを分けられる「らくらくマイラベル」機能を付け、使い勝手の向上を図ったという。
また、消費電力の歴代モデルを比較をすると、2006年に出したBlu-rayレコーダー「DIGA DMR-BW200」の時代は56W。最新モデルとなる「DIGA DMR-BW770」は26W。「他社に先駆ける圧倒的な消費電力」と自信を見せた。
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