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Xbox 360の故障率は23.7%、PS3は10%、Wiiは2.7%--調査結果

文:Tor Thorsen(GameSpot)  翻訳校正:石橋啓一郎2009年09月04日 10時00分
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 論争を巻き起こしたGame Informerの調査に続いて、やはり「Xbox 360」がゲーム市場で最も信頼性の低い家庭用ゲーム機であることを裏付ける新たな調査結果が発表された。家電製品の保証会社SquareTradeは、2007年第2四半期から2009年第1四半期までに使用された1万6000台の家庭用ゲーム機に関する調査結果を発表した。この報告で分析対象となっているのは無作為に選ばれた約2500台の「PlayStation 3」(PS3)、約2500台のXbox 360、1万1000台の「Wii」となっている(同社は、Wiiの所有者は保証サービスを購入する傾向が強いことも明らかにした)。すべての家庭用ゲーム機は購入時に新品の状態で、かつ所有者による破損の被害を受けていない。

 Game Informerの調査と同様に、SquareTradeの調査でもXbox 360の故障率がライバル機種よりもはるかに高いことが示された。調査対象のXbox 360のうち、23.7%は購入後2年以内に故障した。12%は悪名高い「Red Ring of Death」(RRoD)によるもので、11.7%は「E74」エラーを含むその他の原因によるものだ。どちらの問題も、Microsoftが2007年に開始した、10億ドル以上の費用をかけたXbox 360に対する3年間の製造者保証の対象となっている。

 それとは対照的に、調査対象のPlayStation 3のうち10%、Wiiのうち2.7%が、購入後2年以内に故障している。ただし、SquareTradeの指摘によれば、調査会社Nielsenが4月に行った調査で、3つの主要な家庭用ゲーム機のうち、Wiiは最もプレー時間の少ないゲーム機であることが判明している。Wiiは1カ月あたりたった516分しか使われていない一方で、Xbox 360のプレー時間はその倍以上(1カ月あたり1191分)であり、PS3はそれよりも僅かに少ない(1カ月あたり1053分)。

 SquareTradeは、Xbox 360が最初の1年間に故障する頻度についての、時系列的な統計についても発表している。2007年までのXbox 360(「Xenon」および「Zephyr」モデル)は、大量の熱を排出する90nmのCPUとGPUを備えていた(公式に明らかにされているわけではないが、これがRed Ring of Deathの原因である可能性が高い)。これらの代替となる「Falcon」と呼ばれるモデルは、さらに発熱の少ない65nmのCPUと90nmのGPUを持ち、「Xbox 360 Elite」の発売後数カ月経った、2007年の第4四半期に投入された。

Xbox 360の故障率の推移
2008年第3四半期からは、Xbox 360の最初の1年の故障率は激減している。

 だが、「Falcon」の導入は、すぐに逆方向の効果をもたらした。2008年最初の2四半期において、Xbox 360の最初の1年間の故障率は10%にまで上昇したのだ。 ただし同調査では、Microsoftが2007年の第4四半期に実施した旧型Xbox 360の在庫処分がこの現象の要因となっており、その翌年になってこれが同社を襲った可能性があると指摘している。

 SquareTradeの調査によれば、幸運なことに、Xbox 360の品質は2008年の第3四半期以降、劇的に向上している。これは65nmのCPUとGPUを備えたモデル「Jasper」が導入される少し前のことだ。それ以来、最初の1年の故障率はMicrosoftの予想通り、4%以下にまで激減している。SquareTradeの調査では、2009年に購入された500台のうちRed Ring of Deathの被害に遭ったのは1%以下でしかない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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