アップルの新OS「Snow Leopard」--注目の新機能と改良点を分析 - (page 4)

文:Erica Ogg(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年08月19日 07時30分

すぐにアップグレードする価値があるか、それとも待つべきか

 アップグレードはいつも最初のアップデートであるリリース0.1まで待つことにしている、という人たちもいる。新しいOSが一般向けにリリースされたときには避けられない、すぐに対処が必要な問題が発生した場合に、リリース0.1で修正されることが多いためだ。Leopardの最初のバージョンにアップグレードしようとした人の中には、インストール後すぐにトラブルに遭遇し、マシンを再起動しようとすると起動されずにブルースクリーンが表示されるようになったという人もいた。しかしこの問題は、多くの人がインストールしていたある特定のサードパーティー製ソフトウェアが古いバージョンであったことが原因だったようだった。大多数の人はスムーズにLeopardに移行できている。

 全体として、Appleがうたっているスピードアップが本当に実現すると判明すれば、アップグレードする価値があると筆者らは考えている。あるいは別な見方をすれば、QuickTimeからQuickTime Proへのアップグレードと同じ程度の価格で、QuickTime Proの機能のほとんどと、新しく改良されたコアOSを手に入れることができる、と考えることもできる。Apple OS X 10.5のユーザーにとっては良い買い物だと思う。

リリース時期

 これまでのところ、Appleは「9月」としか言っていない。最近のうわさでは、それよりも早くリリース可能な状態になる可能性があると言われているが、すでに8月の半ばであるから、それはほとんど取るに足らないことだ。いずれにしても、10月22日に発売予定の「Windows 7」よりは早く市場に出るだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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