ネットサービス連携で進化する家電・情報機器--ネットにつながる家電・情報機器とは? - (page 2)

堀江大輔(D☆FUNK)2009年06月29日 18時05分

 さらに、アクトビラだけではなく、パナソニックの「VIERA」では動画共有サイト「YouTube」の閲覧機能を搭載。シャープの「AQUOS」、東芝「REGZA」は、フレッツ光を使った映像配信サービス「ひかりTV」など、インターネットを利用したテレビ配信(IPTV)にも対応している。

 このほかにもPC同様にインターネットが楽しめるテレビ向けポータルサイト「テレビ版Yahoo! Japan」(http://dtv.yahoo.co.jp)が開始され、テレビ向けのインターネットサービスは積極的に展開されている。

  • 4月からスタートした「テレビ版Yahoo! JAPAN」画面構成・デザインをテレビ用にカスタマイズした

  • ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」専用のサービス「Yahoo!カレンダー」。パソコン、携帯電話からはもちろん、テレビからも予定の登録や管理ができる

  • シャープの液晶テレビ「AQUOS」専用の「Yahoo! JAPAN for AQUOS」では、5月から動画サービスもスタート

家庭内ネットワークを構築するDLNA

 ネット接続機器のもう1つの特徴は、家庭内LANを通じて、デジタル機器同士をつなげることだ。「LANで接続する」と聞くと、PCが苦手な人は、複雑な設定を思い浮かべるかもしれないが、ネット家電には、PC、家電、モバイルなどの主要メーカーが相互接続のために作ったDLNA(Digital Living Network Alliance)という共通規格がある。

 DLNA対応製品であれば、異なるメーカーの製品でも、LANに接続して、簡単な設定だけでお互いの情報をやりとりできる。そのため、リビングのレコーダーに録画した番組を、寝室のテレビで見る、といったネット連携がPCなどに比べ格段にしやすくなる。

 ビデオテープやDVDのようにメディアを持ち運ばなくともコンテンツを各部屋で共有できる。DLNAを利用すれば、PC内にあるデジカメ画像をリビングのテレビで見るなどの使い方も可能だ。

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