比較.comの100%子会社であり、海外旅行のオンライン予約サービスを提供していた「グローバルトラベルオンライン」は、4月1日から商号を「予約.com」に変更。今後は国内のホテル予約などにも力を入れる。
同様に、4月に海外ホテル予約サイトの「オクトパストラベル」がサイトをリニューアル。2008年末には、海外ホテル予約サイトの「アップルワールド」もリニューアルしている。どちらのサイトでもホテルのレビュー情報を投稿、閲覧することが可能だ。
旅行のクチコミサイト「トリップアドバイザー」では「2008年 外国人が最も注目した日本の観光スポット」というランキングを発表している。これは海外ユーザーの閲覧回数や滞在時間、クチコミ投稿数などから算出したものだ。ランキング1位は東京の築地市場だが、国別のランキングも公開されており興味深い。
全日本空輸(ANA)は4月13日より、旅行記投稿ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「旅達空間」にて、投稿促進キャンペーンを開始しており、旅行のクチコミ情報やホテルのレビュー情報を投稿するとQUOカードやマイレージがもらえる。また4月1日からは、ドコモのiウィジェットに対応した「ANA ウィジェット」」の提供を開始。携帯電話で空席照会などの利便性を高めている。
このように旅行関連サイトはいくつかの動きがあるが、大きく分けて3つの動きに分けられるように感じている。1つはユーザーのレビューやクチコミなどユーザーの参加を促す動きだ。従来のコミュニティサイトに限らず、いわゆる予約サイトでもソーシャル要素が追加され始めている。これは特に日本で顕著のようだ。
そして2点目として海外で増えてきているのが他サイトとの提携や連携いった外部サイトの活用だ。旅行クチコミサイトの横断検索やホテル情報の共有などウェブサイトの強みを活かして外部のデータをうまくアレンジするサイトが増えてきている。そして3点目がレコメンデーション。旅行は個人のニーズや価値観によって多様な可能性があるもの。それをレコメンデーション技術を使いうまく要望に添った提案をするサービスが増えてきている。
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