米国ではオールインワンネットトップはほとんど販売されていないため、これまでの売れ行きがどの程度なのかを測る確かなデータはない(世界最大のオールインワンPC市場は日本だ。2008年後半から数機種のネットトップが発売されている)。
米国でオールインワンネットトップがもっと広く発売されるようになれば、ネットブックと同様に、従来は家電小売業者ではなかった小売業者からの後押しを得ることになるだろう。ネットトップは、Target、Wal-Mart、Costcoなどのディスカウント店が好むような設計になっていると言ってもいいくらいだ。つまり、すべてが1つの箱に入っており、たくさんのアクセサリを在庫として持っておく必要がなく、価格が安い。現在TargetはASUSのEee Topを、Walmart.comはAveratecのネットトップを販売している。
しかしBestBuyなど、通常は利幅の薄いニッチ製品を積極的に販売しない大手家電量販店も、オールインワンネットトップのために陳列棚に多少のスペースを空けるだろう。
「経済情勢のために、小売業者はネットブックにあまり乗り気ではなかったが、ネットブック向けの健全で素晴らしいアクセサリ市場ができ、態度を変えた。現在、(小売業者が)こうした特定の(価格カテゴリを)満たすべきニッチ市場が存在する。何も販売しないよりは400ドルで何かを販売した方がいい。同じことがネットトップにも当てはまるだろう」(John Jacobs氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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